パサつき髪でおば見えが加速?エイジング乾燥毛が蘇る対策4つ
つやプラ / 2021年6月22日 20時30分
髪の老化は、肌の老化と同じように他人の視線が注がれやすいものです。特に乾燥によってツヤや潤い感がなくなると、まるで肌のシワ、しみ、くすみのように疲れた雰囲気を与えてしまいます。
でも、「普段のシャンプーとトリートメントでは、髪の乾燥によるトラブルが一向に改善されない」という人、いませんか?
ヘアライター&ヘアジャーナリストの筆者が、大人女性が手こずる髪のパサつきの原因とその対策についてご紹介します。
■髪の乾燥による「オバ見え」に注意!
大人世代の髪の乾燥は、若い頃のそれとは全く印象が違うと思いませんか?
昔は毛先のダメージ以外はあまり気にならなかったのに、40代以降は髪全体にモワッとしたチリチリ感が出現するほか、白髪染めなどの褪色が強調されるなど、髪の印象が貧相に見えやすく、その結果老けた印象を与えがちです。
でも、トリートメントではたやすく改善されないのが、エイジングによる乾燥毛の難しいところ。放置すると、どんどん扱いにくい髪となり、これが原因でショートカットにせざるを得ないケースも多いようです。
■髪の乾燥を引き起こす原因と対策
このように、手に負えないほどの乾燥を招く原因はいくつかあり、それぞれに見合う対策を取り入れることが、髪の潤い感やツヤを復活させるカギとなります。
原因1:髪色の選定を間違えている
ヘアカラーや白髪染めをする際、あまり明るい色を選択しないほうが、髪の健康のためにはよいでしょう。
日本人のような黒髪の場合、ハイトーンの髪色にするには、脱色をするなど、髪に負担のかかる施術が必要となります。エイジング毛にはよりダメージがかかりやすく、退色したとき、バサバサッとしたドライな質感が目立ちやすい上、ダメージ部分がギラつくなど不潔な印象に引っ張られがちです。
特にこのような失敗は、セルフカラーに多い状態です。セルフカラーは、自分の髪状態に合わせてきちんと丁寧に行えばとても便利な商品ですが、サロンカラーに比べて薬剤のパワーが強いため、使い方を間違えたり、雑な施術だったりするとダメージが出やすい側面も……。
対策:落ち着いた色味でサロンで施術を
このような悩みを抱えている場合、染める際はやや落ち着いたブラウンなどを選択すること、また、美容師さんに相談しながら、きちんとサロンでプロによる施術を受けることをおすすめします。
原因2:素髪のまま日中を過ごしている
「髪のお手入れは、シャンプーとトリートメントのみ!」という人はいませんか?
確かにトリートメントは、保湿力やダメージ修復効果を備えています。しかし、主に髪の内側に働きかけるため、エイジングによって髪表面のダメージが目立つ場合、トリートメントだけでは追い付かず、見た目のパサつきがなかなか改善されない人も少なくありません。
また、日中、髪に何もつけず素髪のままでいると、紫外線や摩擦、熱ダメージや汚れなどの外的ダメージも直接受けてしまいますから、より一層ドライな質感になることも。
対策:アウトバストリートメントを習慣に
洗髪後にアウトバストリートメントを塗布することは、肌の化粧水や美容液をつける行為と同じととらえ、毎日必ず取り入れましょう。
そして、日中にはヘアミルクやフォーム、オイルをつけて乾燥を抑える、また、ワックスなどの油分を加えることで見た目のツヤ感は簡単にアップしますから、ぜひ習慣にしていきましょう。
原因3:ドライヤーのかけ方が若い頃のまま
適当に乾かしてもなんとなくまとまっていた20代の髪と違い、大人世代は熱ダメージで髪年齢が加速してしまいます。
対策:熱ダメージから髪を守ってドライヤーを
ドライヤーの前には、必ずアウトバストリートメントで潤いを補ったり、熱ダメージから髪を守ったりすることが必要です。
また、加齢と共にキューティクルがもろくなりやすいので、ドライヤーの熱は上から当て、キューティクルがめくれないよう配慮しましょう。仕上げに冷風モードに切り替え、髪表面をキュッと引き締めるようにすると、ツヤ感もアップして、次第にしなやかな指通りも戻ってきます。
原因4:紫外線対策をしていない
紫外線は、肌にとって天敵であるように、当然髪や頭皮にも悪影響を与えます。でも頭部のUV対策は、疎かになりがちではありませんか?
対策:外出時と帰宅後に紫外線対策を
外出時には、ヘアオイルで髪をコーティングしたり、髪にも使えるUVスプレーを吹きかけたりして、紫外線を防御しましょう。
また、お風呂上りに頭皮用ローションを頭皮に塗ってマッサージすると、紫外線によって乾燥した頭皮に潤いをチャージできますから、とてもおすすめです。
髪の乾燥が改善されると、ヘアシルエットのまとまりがアップするだけでなくツヤ感も復活して、清潔感のある印象になれます。
大人髪ならではの乾燥対策をコツコツ続けることで、まだまだ髪は蘇りますから、ぜひ意識していきましょう!
(ヘアライター&ヘアジャーナリスト 小澤 佐知子)
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