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紫外線で髪が老ける?美容師が実践するUV対策ヘアケア

つやプラ / 2021年7月17日 20時30分

紫外線で髪が老ける?美容師が実践するUV対策ヘアケア

紫外線が強くなる時期は、肌だけではなく髪も紫外線対策をしないとパサついたりごわつきやすくなります。美容師である筆者が、美髪キープに役立つ髪のUV対策をご紹介します。

■紫外線で髪が5歳老ける!?

紫外線で連想しやすいのがシミや乾燥、シワ、角質肥厚によるくすみなどの肌トラブルだと思います。夏になると紫外線対策として美白系のスキンケア商品や日焼け止めが市場でも増えますよね。

実は、紫外線は肌だけではなく髪や頭皮にも悪影響を与える場合があります。頭皮も顔と同じ1枚の皮でつながっているので、肌が日焼けするのと同じように頭皮も日焼けします。そのため、頭皮が乾燥したり、ごわつきやすくなります。

さらに、紫外線によって髪のキューティクルもダメージを受けるため、パサツキや枝毛、ヘアカラーの色もちが悪くなるなどのトラブルも招きます。

髪や頭皮が乾燥しても肌のように目で確認しづらいためケアが手薄になりがちですが、肌と同じように紫外線ケアをすることが老け見え防止につながります。

■髪のUV対策

髪用の日焼け止めをつける

髪用の日焼け止めアイテムは、主にスプレータイプが多いです。ヘアスプレー感覚で使えるので、初めて日焼け止めのスプレーを使う方でも失敗しにくいのが特徴。

重ね付けしてもベタつかないアイテムが多いので、日中に気になった時にもサッと使えます。ボディと兼用のタイプもあるので、自分に合ったお気に入りのアイテムを選んでくださいね。

洗い流さないトリートメントをつける

UVケア機能がついた洗い流さないトリートメントは、紫外線によるダメージから髪を守る成分が入っています。さらに、保湿成分が入っているので、ごわつきやパサツキも同時にケアすることができます。

しっとりツヤ髪に仕上げたい方は「オイル」、ふんわりサラサラ髪に仕上げたい方は「ミスト」といったようにテクスチャーが違う商品が豊富なので、好みの仕上がりや使い心地で選びましょう。

日傘や帽子を活用する

日焼け止めと並行して使いたいのが、日傘や帽子です。どちらもUVカット機能がついているもの選ぶことをおすすめしますが、UV機能がついていない場合は、紫外線を通しにくい「黒」や「紺」の商品を選ぶことがポイント。

UVカット機能がついているものは色を選ばなくてすむのに対し、UVカット機能がないものは明るい色ほど紫外線を通しやすいので注意しましょう。

■紫外線を浴びた後のアフターケア

お家でできるアフターケアをご紹介します。

スカルプ系のアイテムを使う

夏の頭皮は暑さにより汗や皮脂が多く出るため、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。これにより、フケやかゆみ、臭いなどが引き起こされると、薄毛や抜け毛の原因にもつながります。また、紫外線によって肌が酸化しやすいため、頭皮のゴワツキを感じる場合もあります。

日中の紫外線によるダメージをケアしたい時は、頭皮環境を健やかにするスカルプ系アイテムを使うことがおすすめです。インバス、アウトバスの両方があるので、頭皮や髪のベタつき、臭いなどが気になる方はインバス系、頭皮の乾燥やゴワツキが気になる方はアウトバス系というように目的に合わせて選んでくださいね。

頭皮マッサージをする

紫外線を浴びた頭皮は肌が酸化しやすいため、ごわつきやすいです。放っておくと頭皮が硬くなり血行不良になることもあります。

頭皮マッサージをしてこり固まった頭皮をほぐすことで、血流改善を狙うことができます。

注意点

レジャーなどで日中ずっと外に出ていて、強く日焼けした後は、頭皮が敏感になっている可能性もあるので、上記でご紹介したアフターケアは数日控えましょう。頭皮が落ち着いてから取り入れてください。

スキンケアと同じようにヘアも紫外線対策をすることで、薄毛やパサつきなどのトラブルを予防することにつながります。ご自身のライフスタイルに合わせて、ぜひ好みのやり方で紫外線対策行ってみてくださいね!

(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)

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