紫外線によるダメージで白髪が増える?日焼け頭皮のケア方法
つやプラ / 2021年6月28日 21時30分
![紫外線によるダメージで白髪が増える?日焼け頭皮のケア方法](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/lar/lar_360297_0-small.jpg)
全身の中で、最も陽射しを浴びやすいのが「頭皮」です。肌と違って頭皮のUVケアは怠りがちですが、実は、頭皮は肌より3倍以上も紫外線の影響を受けやすいといわれています。
肌が日焼けすると、シミやシワなど様々なトラブルに見舞われるように、頭皮も当然ダメージが現れて、白髪を悪化させることも……。
とはいえ、頭皮の日焼けは自分でわかりにくいケースもあります。
ヘアライター&ヘアジャーナリストの筆者が、日焼けの見極め方や日焼け後のケア法についてご紹介します。
■自分で気がつかないうちに、頭皮は日焼けしている?
ちょっとした外出や洗濯干しなど、日常生活による生活紫外線は肌だけでなく、頭皮にもしっかり降り注いでいます。
朝からお肌にUV対策をする人は多い印象ですが、頭皮となるとなにもしない人は少なくないようです。特に分け目やつむじは地肌が丸見えの状態ですから、紫外線の影響を受けやすい部分です。
レジャーなどで長時間紫外線を浴びた日だけではなく、毎日の積み重なる生活紫外線で頭皮ダメージが進行してしまうこともあるので、注意しましょう。
■日焼けした頭皮を放置すると白髪や抜け毛の原因に
白髪は加齢など、なんらかの原因でメラニン色素を生成できなくなることで発生するといわれています。
紫外線も原因のひとつで、大量に紫外線を浴びた頭皮は活性酸素が過剰に生成され、メラニン色素を作るメラノサイトにダメージを与えます。その結果、メラニン色素を十分に生成できなくなり、白髪となって現われるのです。
また、日焼けによって炎症を起こした頭皮はとても乾燥します。これにより頭皮環境が悪化し、生えてくる毛が抜けやすくなるなど、薄毛を誘発してしまうこともあります。
■紫外線を浴びたかも?と思ったら頭皮の色をチェック
白髪や抜け毛などのトラブルを招かないためにも、頭皮のUV対策は行いたいものです。
帽子を被る、髪&頭皮用のUVスプレーを吹きかけるなど、なんらかの紫外線ブロックを意識しましょう。
それでもうっかり日焼けしてしまった場合、頭皮の炎症を落ち着かせるお手入れをプラスします。
頭皮は自分では気づかない“うっかり日焼け”を起こしやすいパーツでもあるため、日焼けに気付くためには、日ごろから自分の頭皮の状態をチェックすることが大事です。
頭皮にこんな変化があったら要注意!
鏡の前で確認したとき、頭皮の色が青白ければ「健康な状態」といわれます。
しかし、頭皮が赤みを帯びている場合は、なんらかの不調のサインです。
大量の紫外線を浴びた後や、真夏の炎天が続いて「生活紫外線が蓄積されているかも?」と不安な場合は、日焼けによるダメージの可能性が高いでしょう。
強い紫外線によって焼けた場合は、火傷に似た状態です。そのため、かゆみを感じたりフケが出始めたりといった不快な症状が起こることもあります。
■頭皮が日焼けした場合に行うべきケア
うっかり日焼けして、頭皮の炎症を起こしてしまった場合は、無理に搔きむしると悪化しますから、落ち着くまでは以下のようなお手入れを心がけましょう。
(1)冷やす
保冷剤や冷やしたタオルなどを使って地肌を直接冷やし、炎症を抑えましょう。
(2)シャンプーはアミノ酸系で優しく洗う
洗浄力の強いシャンプーで頭皮をゴシゴシこすると、より一層、地肌を傷つけてしまいます。
アミノ酸系など、マイルドに洗い上げるシャンプーを使用し、指の腹で優しく洗浄します。
すすぎは熱い湯を使うと負担がかかりますから、ぬるま湯で行いましょう。
(3)タオルドライ後、たっぷり保湿を
タオルドライも乱暴に行わず、タオルで優しく水分を拭います。
その後、日焼けにより乾燥した頭皮に、頭皮ローションなどで潤いをチャージし、頭皮のバリア機能を高めるようにしましょう。
(4)ドライヤーは少し離して行う
濡れたままの頭皮は乾燥の原因になり、ダメージの回復が遅れてしまうので、ドライヤーで乾かします。
頭皮に温風を近づけると刺激になってしまうので、ドライヤーを頭から20センチ以上は離すことがポイント。
もしくは、温風・冷風を交互に当てたり、温風で乾かした仕上げに冷風を当て、クールダウンするとよいでしょう。
頭皮環境が悪くなると、そこから生える髪の毛も弱々しい状態のまま成長し、その結果、パサつきや細毛などダメージの目立つ髪質になってしまいます。
土壌である頭皮を紫外線から守ることも、美髪作りには欠かせないお手入れですから、UV対策をしっかり行い、日焼けしてしまったときは、素早く適切なお手入れを取り入れましょう。
(ヘアライター&ヘアジャーナリスト 小澤 佐知子)
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