もしかして臭ってる?大人の体臭対策&アイテム
つやプラ / 2021年7月29日 20時30分
40代以降の女性は少しずつ口臭や体臭などに変化が生じ、自分でも気になるほか周囲の反応が心配な方が多いのではないでしょうか。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、40代以降の女性の臭いが変化する理由とその対策&おすすめケアアイテムをご紹介します。
■40代以降の女性の臭いに変化が生じるワケ
40代を過ぎた頃から、口や身体などの臭いの変化が気になり始める女性は増えてきます。その理由は、徐々に女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位になることが大きく関係しているといわれています。
女性ホルモンは発汗に抑制的に働きますが、男性ホルモンが優位になると多汗につながるので臭いの変化に関係します。また、ロート製薬の研究・実験の結果で、加齢により若い女性から多く放たれる「ラクトンC10」と「ラクトンC11」とう物質が減少し、それに伴い女性特有の甘い香りが減っていくことが明らかになっています。
このようなことから、40・50代の女性が嫌な臭いを防ぐためには、しっかりと臭い対策にとり組む必要があります。
■パーツ別!臭い対策&おすすめケアアイテム
頭皮
頭皮は皮脂腺が全身のなかで最も多く、Tゾーンの2倍以上といわれています。また、汗腺も手のひらや足の裏の次に多く、頭皮は皮脂分泌が活発です。
さらに、40・50代は女性ホルモンが減少し男性ホルモンが優位になることによってより頭皮がベタつきやすくなり、更年期のホットフラッシュの影響でより臭いが発生しやすい環境です。
そのため、髪をうるおすための皮脂を奪わないよう注意しながら、臭いの元となる汚れや皮脂などを落とすアイテムを投入して清潔な頭皮環境をキープすることが大切です。このほか、日中に臭いが気になった時にはドライシャンプーの使用がおすすめです。
ローズマリー スカルプクレンジング/ヴェレダ
1本でディープクレンジング、マッサージ、トリートメントまで完了する、天然由来成分100%のオーガニックヘッドスパクレンジングです。
クレイと炭が、普段のシャンプーでは落とし切れない皮脂詰まりやスタイリング剤の残留物などの汚れをからめとってすっきり落とし、健やかな頭皮環境に導いてくれます。
週に1度程度、髪をぬるま湯で予洗いしてから使用します。手にとるとペースト状で、マッサージするように頭皮を中心に髪全体に伸ばして2〜3分置きます。洗い流すと、清涼感とともに頭皮がすっきりとします。(200g 税込価格3,300円)
K&Pドライシャンプー(カオリン&パルマローザ)/ジョンマスターオーガニック
パウダータイプのドライシャンプーです。
乾いた髪の根元に少量振りかけ、指やブラシでマッサージして使用します。すると、自然由来のトリプルパウダーが頭皮の余分な皮脂を吸着し、ふんわりと立ち上がるエアリーなヘアスタイルがきまります。
頭皮の臭いやベタつきだけではなく、トップのボリューム不足にお悩みの方にもおすすめです。エレガントなフローラルの香りにも癒されます。
(10g 税込価格2,420円)
ボディ
ボディのなかで特に臭いが発生しやすいのが、脇や耳の後ろ、足の裏、デリケートゾーンです。
臭い対策に特化したボディソープに切り替えてボディを清潔に保つほか、日中の臭いを防ぐアイテムを投入することをおすすめします。
薬用ボディクレンズ/デオコ
殺菌成分や白泥(吸着剤)、ビタミンC誘導体(うるおい成分)を配合した薬用のボディソープです。臭いの元になる皮脂や汚れを吸着して肌を清浄・殺菌し、体臭や汗臭の発生を防ぎます。
通常のボディソープより濃密で弾力のある泡が立ち、洗浄中はスウィートフローラルの甘やかな香りに包まれます。そして、なめらかで透明感のある肌へ洗い上げます。
(ポンプ 350ml 税込価格965円(編集部調べ)/詰め替え 250ml 税込価格711円(編集部調べ))
脇
年齢を問わず臭いにまつわる悩みの筆頭に挙がるのが、脇の臭いです。脇は顔から近い位置にあり、洋服によってはより臭いが気になりやすく、その分お悩みは深くなります。
しかも、40・50代は更年期のホットフラッシュの影響でより汗をかきやすくなり、臭いが気になりやすい環境にあります。そのため、朝のケアはもちろん、日中汗が気になったらこまめに拭いてケアすることが大切です。
ソフトストーンW “カラーコントロール”/デオナチュレ
スティックタイプの制汗デオドラントです。有効成分「焼ミョウバン」が臭いを元から防止し、汗も抑えてくれます。
直塗りタイプなので、サッととり出して塗れる手軽さも魅力です。ベタつき防止成分が配合されているのでサラッとした使用感で、衣服につく心配がないのも嬉しいです。
また、パールグリーンカラーでくすみがちな脇がトーンアップします。
(20g 税込価格1,078円)
デリケートゾーン
デリケートゾーンは下着が付着することによって蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい環境であるため、臭いやすいパーツです。それに加え、40歳以降は膣の老化や女性ホルモンの減少により膣の臭いが発生しやすくなります。
そのため、これまで特にデリケートゾーンはケアしていなかった方もケアの必要性が生じる傾向にあります。
最もとり入れやすいケアは、デリケートゾーンを洗うことです。とはいえ、入念に洗ったりこすったりすることはさけ、専用のアイテムなどでやさしく汚れを落とすことがおすすめです。
膣の乾燥が気になる場合などは、ぬるま湯で洗うだけにしましょう。
デリケートハイジーンソープ/アルジタル
顔や身体の皮膚とは異なるpH値のデリケートゾーン専用リキッドソープです。保湿成分を豊富に含んだグリーンクレイが配合されているので、うるおいを保ちながら臭いやトラブルの原因をやさしく落としてくれます。
なでるようにやさしく洗浄すると微かな清涼感とともに生理中の不快感や蒸れもスッキリし、デリケートゾーンをさわやかな状態に導いてくれます。
(250ml 税込価格2,860円)
今回は、40代以降の女性の臭いが変化する理由とその対策&おすすめケアアイテムをご紹介しました。ぜひ参考にしていただき、今日からできる臭い対策を始めましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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