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老け目元が蘇る!40•50代がすべき「アイラインの描き方」

つやプラ / 2021年7月29日 19時30分

老け目元が蘇る!40•50代がすべき「アイラインの描き方」

つやプラ世代のお悩みとしてよく挙げられるのが、「目元がぼんやりしてきた」「目が小さく見えるようになってきた」といった目元に関するお悩みです。そのため、年齢を重ねるにつれて、アイラインの需要が高まります。

メイクアップアーティストの筆者が、つやプラ世代のマスクメイクに欠かせない「若見えアイラインの描き方」をご紹介します。

■アイラインの役割

若い世代のアイラインは、目を大きく見せたりとデザイン的な意味合いが強く、ファッションの一部といえます。

好みの問題もありますが、若い頃はアイラインを入れていなかった多くの方は、元々目元がはっきりとしていてアイラインを入れると顔がキツくなるなど必要性を感じていなかったと思います。ところが、年齢を重ねるにつれ、まつ毛の減少、細毛化、目元の皮膚のゆるみの影響で目力が弱まると、目元の印象をはっきりさせるアイラインに手が伸びるのです。

このような年齢による変化に対し、まつ毛の密度を増やしたかのように見せたり、まぶたのラインをくっきり見せたりすることがつやプラ世代のアイラインの役割です。

■若見えアイラインの位置&描き方

アイラインは、入れる位置によってその効果が異なります。入れる位置別に描き方とそのポイントをお伝えします。

(1)まつ毛の根元:目の縁をくっきりと見せる

まつ毛の根元:目の縁をくっきりと見せる

目力が弱くなってきたと感じる方は、まつ毛の根元にラインを入れてみましょう。この位置にしっかりアイラインが入ると、目元がくっきりとして若々しい印象に仕上がります。

の位置に入れる時は、両手が使えるように置き鏡や洗面台、壁面の鏡を使いましょう。アイライナーを持った反対の手で、しっかりまぶたを押さえます

まつ毛の根元にアイラインを入れるときは、両手が使えるように置き鏡や洗面台、壁面の鏡を使いましょう。アイライナーを持った反対の手で、しっかりまぶたを押さえます。

まつ毛の下側から、短い線をつないでまつ毛とまつ毛の隙間を埋めるように描きます。一気に描く必要はないので、むずかしく考えずにやってみてください。

(2)まつ毛の上側:目を大きく見せる

まつ毛の上側:目を大きく見せる

まぶた全体が下がってきて、目が小さく見えると感じている方は、まつ毛の上側にラインを入れてみましょう。まつ毛の上側にアイラインを入れると、目のフレームが広がり目が大きく見えます。

この位置にアイラインを入れるときは、力を入れず目を閉じたり開けたりした状態で位置を確認しながら描きましょう。ぎゅっと目をつぶってしまうと、ラインがガタガタになる原因になります。

(3)目尻の延長上:目の横幅を大きく見せる

まつ毛の延長(目尻):目の横幅を大きく見せる

まつ毛の根元、上側のアイラインだけでは物足りないと感じるときには、目尻のラインを少し足してみてください。目尻の延長上の位置にアイラインを入れると、目の横幅を大きく見せることができます。

3)と(4)の位置に入れる時も、仕上がりの見え方が決まるので目を開けた状態で入れていきます。位置や太さが決まったら、目を閉じてもキレイに見えるか確認します

この位置にアイラインを入れるときは、ラインが不自然にならないように目を開けた状態で描いていきます。位置や太さが決まったら、目を閉じてもキレイに見えるか確認します。

この時、線が途切れていたりガタガタしていたりしたらキレイにぼかしてください。

アイラインを伸ばしすぎると、目元がたるんで見えてしまうので注意しましょう。

(4)まつ毛の上側&黒目の外側:目を引き上げる

まつ毛の上側&黒目の外側:目を引き上げる

目元がたるんできたと感じる方は、まつ毛の上側&黒目の外側にアイラインを入れてみましょう。この位置にアイラインを入れると、目尻が上がったように見えるため目を引き上げて見せる効果があります。

アイラインを入れるときは、(3)と同様に、目を開けた状態で確認しながら描いていきましょう。描き終わったら目を閉じた状態での見え方も確認してください。

目尻手前もしくは目尻ちょうどのあたりでラインを止めると自然なラインが描けます。目尻のラインを伸ばしすぎてしまうと、目尻が強調されて目元がたるんで見えてしまうこともあるため気をつけましょう。

■若見えアイラインのポイント

今回ご紹介した(1)〜(4)のアイラインの入れ方に使うアイテムは、皮膚をこすらず軽いタッチで色がつき、くっきりくすまず仕上がる「リキッドアイライナー」がおすすめです。

イキイキとした目元に仕上げるには(1)のまつ毛の根元に入れるアイラインが基本となります。

(2)〜(4)は、目の形や目元のお悩み、仕上がりの好みによって調整しましょう。アイラインの上から濃い色のアイシャドウを重ねると、さらに目元の立体感を演出することができます。

アイラインは、必ずしも目のふち全体をなぞるように入れないといけないものではありません。自由な発想で、目元の変化を見比べながら自分だけのアイラインテクニックを作り上げてみてください。

(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士認定講師 西村 リサ)

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