実は微妙にちがう!?黒と白のチアシードの効果やメリット
つやプラ / 2016年2月16日 12時0分
大人気のチアシード。プルンとした食感が楽しいスーパーフードですよね。チアシードは、オメガ3系脂肪酸や食物繊維など、体内で合成することができず、食べものからとる必要のある成分が豊富。美容を意識している方なら、もはや常識の食べものかもしれませんね。チアシードの色には、黒と白がありますが、それぞれどのようなところが優れているのでしょうか?
■黒と白のチアシード、種類に違いはあるの?
チアシードは、もともとは黒色です。その中に時おり白いチアシードが含まれており、黒よりも高い栄養価が認められました。そのため、品種改良されて作られたものが、ホワイトチアシード(サルバチア)です。
■ホワイトチアシードの優れているところ
ホワイトチアシードは、オメガ3系脂肪酸と食物繊維が豊富です。チアシードの表面は、不溶性食物繊維でできているため、水を含んでゼリー状になります。ホワイトチアシードのほうが食物繊維が多いために、水で戻した場合、約14倍に膨らむのだそうです。
便秘がちな人は食べてみて!
不溶性食物繊維は、腸内で便のカサを増して、腸壁を刺激し腸のぜん動運動を促す働きがあります。日頃から食が細く便秘がちな方には、ホワイトチアシードをとってみましょう。
■ブラックチアシードの優れているところ
鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルは、ブラックチアシードのほうが豊富です。とくに鉄は、ホワイトチアシードの2倍含まれているそう。一方で、オメガ3系脂肪酸の含有量ではホワイトより劣ると考えられます。ミネラルは意識しないと摂りにくく、また吸収のしにくい栄養素です。ブラックチアシードは貧血気味の方や、魚や乳製品を余り食べずミネラル不足が気になる方に、オススメといえるでしょう。
■黒と白のチアシードの共通点と、効果的な食べ方
栄養面で違いがあるとはいえ、黒も白も、血液をサラサラに保つ働き、アレルギーの予防、気持ちをリラックスさせる効果などが期待できる「オメガ3系脂肪酸」、そして腸内環境美化に大切な「食物繊維」をたっぷりと含んでいます。どちらを選ぶにせよ、大切なのは「毎日続ける」こと。1日10~15gを目安に、飲み物やヨーグルトなどに混ぜて毎日続けることで、身体の変化を実感できるのではないでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)
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