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NGアイラインで老け目元?40代50代のアイラインのコツ

つやプラ / 2021年8月26日 12時0分

NGアイラインで老け目元?40代50代のアイラインのコツ

年齢を重ねるにつれて、アイラインが引きにくくなったり、アイラインだけが悪目立ちしているように感じたりする方は多いのではないでしょうか。

目元に変化が出始める40・50代は、アイラインの引き方を変える必要があります。

メイクアップアドバイザーの筆者が、大人女性の目元を引き立てるアイラインの引き方をご紹介します。

■40・50代になったらアイラインの引き方を変えよう

40・50代になるとまぶたがたるんでくるので、アイラインが思うように描けなくなってきます。若い頃のままのアイラインの引き方では、きれいなアイラインに仕上がらないので、大人女性に合ったアイラインの引き方にアップデートしていきましょう。

アイラインの引き方の大きなポイントは、「点を打つ」「スタンプを押す」の2つです。このポイントを押さえると、一気にアイラインが描きやすくなります。

■40・50代の目元を引き立てるアイラインの引き方

(1)鏡は正面ではなく見下ろす位置に

年齢を重ねるとまぶたがたるむので、正面を向いた状態ではまつげの根元が隠れて見づらくなります。

この状態ではインライン(まつげの生え際の粘膜部分に引くライン)がうまく引けないので、鏡の位置を下にして少し見下ろすようにすると、まつげの根元が見えてインラインが描きやすくなります。

(2)まつげの間をアイラインで埋める

目元に変化を感じたら!?40・50代のアイラインの引き方

この世代になると、まつげの本数が減り、毛も細くなるので、目元の印象がぼやけてきます。

まつげの間をアイライナーで埋める(インラインを引く)ことで、まつげの密度があがり、目元の印象がアップするので、ぜひ実践してみましょう。使うアイライナーは、リキッドでもペンシルでも構いませんが、リキッドの方がにじみやすくなります。

目元に変化を感じたら!?40・50代のアイラインの引き方

まつげの間をうまく埋めるコツは、少しずつ点を打つように埋めていくことです。一気に埋めようとせずに、少しずつ埋めていくときれいに仕上がります。

(3)目頭から目尻に向かって太くなるように

目元に変化を感じたら!?40・50代のアイラインの引き方

目を大きく見せようとして、目頭から目尻まで同じ太さでアイラインを引くと、かえって目を小さく見せてしまい、老け見えにつながります。

目頭から目尻に向かって、徐々に太くなるように引くのが正解です。

目元に変化を感じたら!?40・50代のアイラインの引き方

若い頃とちがい、一筆書きのようにラインを引こうとすると失敗するので、短い線をつないでいくようなイメージで、少しずつ描き進めていくと、きれいなラインに仕上がりやすくなります。

リキッドアイライナーの筆先を倒し、筆先を置くようにしてスタンプのように描いていくと、失敗が少ないです。

目元に変化を感じたら!?40・50代のアイラインの引き方

まぶたのたるみが邪魔をしてラインが引きづらい場合は、目尻を横に軽く引っ張ると、たるみが軽減されて引きやすくなります。

(4)目尻は跳ね上げない

目元に変化を感じたら!?40・50代のアイラインの引き方

たるんできた目元をリフトアップして見せたくて、目尻を思い切り跳ね上げてアイラインを描いている方が意外と多いのですが、大人女性が目尻を跳ね上げると、上の画像のように、かえってまぶたがたるんで見える原因になります。

特に、点線で囲った部分にもたつきが出て、一気に老け込んだ印象になるので、アイラインを跳ね上げるのはやめましょう。

目尻と同じ高さに揃えることで、やりすぎ感を感じさせずに、自然に目元の印象を引き立てることができます。

目を閉じたままで目尻と同じ高さに仕上げるのが難しい方は、目尻までは目を閉じてアイラインを引き、最後の部分は目を開けて、正面を向いた状態で軽く筆先を流すように引いてみましょう。

(5)下まつげの間も埋めてまつげを増やす

目元に変化を感じたら!?40・50代のアイラインの引き方

この世代になると、下のアイラインを引いている方は少ないのではないでしょうか。しかし、年齢とともに、下まつげも細く本数も少なくなってくるので、下のアイラインも引いた方が、より魅力的な目元に仕上げることができます。

ここで注意したいのが、上のアイラインのようにしっかり引いてしまうと、一昔前の囲みメイクになり、老け見えにつながることです。大人女性は、あくまでもナチュラルに仕上げることが、若見えにつながります。

40・50代に合った下のアイラインの引き方は、「点置きしてぼかす」です。

ペンシルタイプのブラウンのアイライナーで、上の画像のようにまつげの間に点置きします。その後、アイシャドウパレットについている付属のチップや細い平筆ブラシを使ってぼかします。

目元に変化を感じたら!?40・50代のアイラインの引き方

しっかりぼかすと、とてもナチュラルな仕上がりになります。軽くぼかすと、下まつげの束感が出て、より存在感のある目もとに仕上がります。TPOやご自身の好みに合わせて加減を調節してみてくださいね。

ブラウンのペンシルアイライナーを持っていない方は、アイシャドウパレットにある濃いブラウンのカラーでも代用できます。

ただし、時間が経ったときの崩れにくさはペンシルアイライナーが勝るので、マスク着用が必須の現在は、ペンシルアイライナーの方をおすすめします。

アイラインは、目のフレームを際立たせる重要なパーツです。マスクにより目もとの印象が全体の印象に大きく影響する今だからこそ、年齢に応じたアイラインの引き方をマスターして、若見えを目指しましょう。アイラインはメイクの中でも繊細なパーツなので、上達するには練習あるのみですよ。

(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美裕)

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