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座りすぎで下半身デブに!?「寝たまま3分むくみ解消ヨガ」

つやプラ / 2016年2月26日 20時30分

現代人は1日に、平均8時間も座って生活しているそう。通勤電車や車、デスクワークなど、想像以上に座り姿勢が長いのが、現代人の生活スタイル。座り時間が長いと姿勢が崩れ、腰痛や肩こりを引き起こします。さらに上半身や骨盤の重みで鼠径部(脚の付け根)が圧迫されてリンパ節が上手く働かず、冷え、むくみ、血行不良など、下半身太りを引き起こすことに……。そこでYOGAエクササイズディレクターの筆者が、下半身のだるさを解消するヨガポーズを紹介します。

■座りすぎは、座らない生活より死亡率まで上がる!?

現代人が座っている時間が長い状態を改善するべき! と警鐘を鳴らしている人たちも多くいます。2012年にオーストラリアの研究チームが発表した研究によれば、「1日11時間以上座っている人は、座る時間が4時間以下の人より、3年以内に死亡する確率が4割以上も上がる」という恐ろしい結果が出ているのです。本来であれば、座り時間をカットすれば改善されそうですが、劇的に変えるのは難しいですよね。今の状況から少しでも改善を目指しましょう。

■むくみ脚スッキリ&お尻ふっくら「針の目のポーズ」

このポーズをとると、多くの生徒さんが「お尻がカタくなっていました……」と教えてくれます。お尻がこっていると、その上にある腰部の動きも悪くなり、肩へと伝染して「カラダがだるい」状態になります。骨盤がゆがむと下半身太りを加速させる原因にもなるので、ぜひこのヨガポーズを毎日の習慣にしてみてください。仕事の合間にする時は、過去記事で紹介した椅子に座ったバージョン「超カンタン!30代でも「キュッと上向き小尻」になるストレッチ」もぜひご参考に。

効果

骨盤や股関節の歪みを改善、腰痛改善、下半身のだるさ改善。

注意する点

股関節を痛めている人は無理のない範囲で動作しましょう。

やり方

1.床に仰向けになり、右膝を曲げてくるぶしを左膝にのせます。右手で右膝を前に押しながら、両膝を横一列に並べるイメージで右鼠径部を伸ばします。

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2.左足を床から離し、右手を右足で作った三角形の中に入れ、両手で左足をつかみます。吐く息とともに左膝を近づけ、挟み込んだ脛を胸の方に近づけましょう。頭や肩が浮く人は、両手の位置を膝前から膝裏などに置き直しましょう。ゆっくり10呼吸ほど繰り返します。

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3.反対側も同様に動作しましょう。

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いかがですか? 膝をゆすりながら動作すると、腰周りもゆるんで気持ちよさがアップします。ランニング後のお尻ほぐしや股関節ほぐしにも効果大ですよ。スキマ時間やおうちでセルフメンテの際には、ぜひトライしてみてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

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