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「マスクで老化」を防ぐために!マスクの選び方・対策3つ

つやプラ / 2016年3月9日 18時0分

先日、筆者の記事でマスクによって老化が進む理由をご紹介しました。花粉症予防にマスクは大事なアイテムのひとつ。薬剤師の筆者が、今回は「マスクによる老化を防ぐ対策方法」について解説します。

■まずはおさらい!マスクで老化が進む理由

前回の記事のおさらいになりますが、マスクによって老化が進む理由は「乾燥」と「摩擦」とご紹介しました。

1.マスクの着脱で肌の乾燥が進む!

マスクを着けると、マスク内に水蒸気が充満して肌に付着し、これが原因で肌が乾燥しやすくなります。マスクは1日中着けっぱなしというわけにはいかず、食事の時には外しますよね。すると、マスク内で発生した水蒸気によって肌がふやけた状態で外気にさらされます。この水蒸気が蒸発して肌の水分まで出て行くので、これを繰り返すほど乾燥しやすい状態になっていくのです。

2.摩擦で肌を傷つける!?

これは肌とマスク、もしくはマスクのひも部分が擦れると起こります。摩擦は角質層まで傷つけてしまう可能性が。角質層が剥がれることによって肌の乾燥が進んでしまったり、かぶれやニキビ、色素沈着など肌荒れが起きたりします。

■要注意!マスクの選び方&着けるときの対策方法

肌老化の原因になるとわかっていても、花粉症対策や風邪でマスクが欠かせない時に実践してもらいたい対策を3点ご紹介します。

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1.自分に合った大きさを選ぶ

摩擦対策にはマスクの大きさを顔に合わせることが大切です。マスクのサイズが小さい場合、摩擦が起こりやすく肌に刺激が加わることがあり、かぶれや肌の乾燥など肌荒れが起こりやすくなります。

2.マスクと肌の間に「ガーゼ」を挟む

摩擦対策には不織布マスクと肌の間に、ガーゼを挟むのがオススメです。肌の擦れが減って、マスクの繊維が直接肌に付くことも防げます。その結果、肌への刺激が少なくなり、摩擦によるかぶれや肌の乾燥など肌荒れ対策になります。また、ガーゼがマスク内に充満する水蒸気や水滴を含むため、マスク内が水分で濡れるのを防ぐことが出来ます。何枚か替えのガーゼを用意しておき、内側のガーゼが湿ってきたら交換するようにしましょう。乾燥は完全に防げませんが、不織布マスクを直接着けるよりも乾燥しにくくなります。

3.マスク着用前後に保湿をする

乾燥対策を行うために、保湿は欠かせません。マスク着用前に保湿をするのはもちろんですが、マスクを外した時はできるだけ保湿剤を塗り直すよう心がけましょう。メイクをしている間に毎回保湿剤を塗り直すのは無理だと思いますが、ランチの後は保湿をしてから化粧直しをするなど対策するとよいでしょう。

いかがでしたか? 乾燥や摩擦は肌の乾燥やシワ、シミ、などを引き起こし、結果的に肌の老化が進んでしまいます。マスクを必要に応じて使用することは大切ですが、工夫して使用することで別のトラブルを回避することができます。マスクを使用する際はぜひ参考にしてみてください。
(薬剤師・抗糖化美容研究家 花田真理)

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