失敗したアイラインの簡単&綺麗な直し方
つやプラ / 2021年9月8日 19時30分
40・50代はまぶたがたるんでくるので、若いころと比べてアイラインが引きづらくなってきますよね。アイラインを失敗してしてしまうことが増えてきた方も多いのではないでしょうか?
失敗してしまったときに、やみくもに修正してしまうと、余計に失敗した箇所を目立たせてしまい、時代遅れ感や老け見えにつながってしまいます。
メイクアップアドバイザーの筆者が、失敗したアイラインを上手に直す方法をご紹介します。
■アイラインがガタガタになってしまった場合
40・50代の失敗で多いのが、アイラインがこの写真のようにガタガタになってしまうことでしょう。この場合、ガタガタしているアイラインの太いところと細いところの差を埋めて、ならす作業が必要になります。
アイライナーで直すのはNG!
上の画像のように、アイライナーでこの作業をしようとすると、太くなってしまった箇所に合わせてアイラインを重ねていくようになるので、アイラインの主張が強くなり、太めのがっつりアイラインに仕上がります。
アイライナーによるリカバリー失敗例
目を閉じた状態では、うまく修正できたようにも見えますが、目を開けてみるとアイラインが悪目立ちしているのがわかります。
濃く太いアイラインは、目を小さく見せる効果があるので、老け見えにつながってしまいます。
「アイシャドウ」で修正すると◎
ガタガタしたアイラインをきれいに修正するには、太くなってしまった箇所のアウトラインをぼかしてなじませることがポイントです。そこで、アイシャドウを使ってアイラインを修正するようにしてみましょう。
アイメイクに使ったアイシャドウパレットの一番濃い締め色を使って、アイラインの上をなぞるようにして、ガタガタラインをならしていきます。
目頭から目尻までを一度になぞろうとせずに、点線を書いていくようなイメージで、少しずつ進めていきましょう。
アイシャドウによるリカバリー成功例
アイメイクの段階で同じ締め色を使っているので、アイラインがなじみやすく、アウトラインが自然とぼやけるので、少しラインがガタガタしていても目立ちにくくなります。
チップより「筆」がおすすめ
上の画像のような先の細い平筆をお持ちであれば、筆の方がよりソフトにパウダーを重ねることができるので、修正しやすいです。
アイシャドウパレットの付属のチップでも代用できますが、チップを使う場合はパウダーがぼてっと付きやすくなるので、パウダーをチップに取ったら、ティッシュや手の甲などの上を軽くなぞり、パウダーの量を調節するようにしましょう。
■アイラインを長く描きすぎてしまった場合
アイラインが長くなってしまったり、跳ね上げたラインを失敗してしまったりした場合、失敗した箇所をオフする作業が必要になります。
「メイク落とし」や「クレンジング綿棒」は要注意
失敗したアイラインをオフするのに、多くの方は、メイク落としや、クレンジングを染み込ませた綿棒を使っていると思います。
これらは、失敗した箇所を素早く落とすことができますが、クレンジング力が高すぎるがゆえに周囲のメイクまでも取りすぎてしまい、あとからファンデーションやアイシャドウを重ねたときに、周りとなじませるのが大変になってしまいます。
さらにこんな問題も
また、メイク落としが残っていたりすると、あとからのせたファンデーションやアイシャドウがうまく密着せず、アイラインもにじみやすくなってしまうので、初心者の方にはあまりおすすめできません。
「化粧下地」でのオフが正解!
アイラインを長く描きすぎたときや、跳ね上げを失敗したときには、化粧下地を染み込ませた綿棒を使って、失敗した箇所を落としてみましょう。
化粧下地を使うことで、失敗した箇所を落とすだけでなく、ファンデーションやアイシャドウの密着も邪魔をしません。
トーンアップや肌補正効果のある下地を使うと、落としたところとの差が付きにくく、よりきれいに修正できますよ。
比べてみると……
上がメイク落としでオフした写真、下が化粧下地でオフした写真です。落としたところの影響が小さく、目立たないのがわかるでしょう。
アイラインは、メイクの中でも特に繊細なパーツなので、失敗が多いですが、正しいリカバリー方法を知っていれば誰でも簡単にきれいに修正が可能です。今回ご紹介した方法は、手持ちのアイテムだけで実践できるので、ぜひ試してみてくださいね。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美裕)
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