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老け髪にツヤが蘇る!40代・50代がすべき髪の乾かし方

つやプラ / 2021年12月26日 20時30分

老け髪にツヤが蘇る!40代・50代がすべき髪の乾かし方

マスク生活が長引き、しっかりメイクできるのは、ほぼ眉や目元。ファンデーションで艶肌を頑張ってもマスクでほとんど隠れてしまうため、「ハリ感や血色感、艶などを出すのが難しい」という声もよく伺います。

マスクなしの生活の時は、リップやチークで血色感をプラスし、ファンデーションで艶感をプラスして若々しさも出せたのですが、今のライフスタイルだとなかなか難しいですよね。

それに加え、やっぱり顔のフレームになる髪の毛も重要です。後ろ姿に年齢が出るといわれるように、姿勢や髪の毛の艶も、若々しさを保つには必要になってきますよね。

美容師の筆者が、疲れた顔に見せないためにも、艶髪で若々しさをキープできるドライヤーのかけ方をアドバイスいたします。

■艶髪を保つために必要なこと

艶髪を保つためには、髪の毛に適度に水分や油分が含まれていることがポイントになってきます。

まさに肌と同じ。水分や油分が少ないと肌もカサカサしてくるように、髪の毛も乾燥してパサパサしてきます。

特に冬になると余計に乾燥しますし、静電気も乾燥により起きやすくなってくるため、しっかりとした保湿も必要になってきます。

同時に、保湿だけではなく、ドライヤーでの髪の乾かし方も重要になってくるのはご存知でしょうか?

日々何気なく乾かしていた髪の毛も、やり方一つで仕上がりがさらに艶髪アップにつながりますので、ぜひ実践してみてください。

■即取り入れたい!今日から艶髪になれるドライヤーのかけ方

(1)最初にしっかりタオルドライをする

髪を乾かす時に一番大切なのが、タオルドライ(濡れた髪の毛の水気をタオルで拭き取ること)です。

初めにしっかりタオルドライするかしないかで、ドライヤーで乾かす時間がかなり違ってくると実感したことはありませんか?

それに、タオルドライすることで乾きが早くなり、ドライヤーをあてる時間が少なくなるため、髪へのダメージも少なくなります。

やり方のポイントですが、まず、髪の毛の水気を絞ったら、タオルで根元をしっかりふきましょう。

濡れている髪の毛は傷みやすいため、こすらずに優しく水分をふき取りましょう。

筆者が美容室で髪の毛が長くて量の多いお客様のタオルドライをする際は、タオルを2枚使用しています。

(2)スタイリング剤をつけて根元から乾かす

タオルドライが終わったら、ドライヤーの熱から髪を保護するオイルやヘアミルクなどのスタイリング剤をつけ、根元から乾かします。

この際につけるスタイリング剤は、乾燥の気になる方であれば保湿力の高いオイルがおすすめで、髪がペタッとなりやすい方は軽めのヘアミルクなどがおすすめです。

根元から乾かす理由ですが、根元は一番密になっている部分で乾きが遅いためです。それに比べて毛先は、軽くしていたり傷みも多少あるため、水分が飛びやすく乾きが早くなります。

ですので、乾きが一番遅い根元からしっかり乾かしましょう。

髪の毛を持ち上げ、しっかりドライヤーの熱が行き渡るように乾かしましょう。

若見えするには艶髪が大切!パサつかないドライヤーのかけ方

(3)根元が乾いたら毛先を乾かす

根元をしっかり乾かしたら毛先を乾かします。

先ほど根元を乾かしている時に、毛先にも多少ドライヤーの風が当たっているので、おそらく3分の1くらいは毛先が乾いている状態になっていると思います。

艶髪で仕上げるポイントとしては、毛先がパラパラ散らばらないように上からドライヤーを当て、毛先をなじませるように乾かしましょう。

若見えするには艶髪が大切!パサつかないドライヤーのかけ方

乾かし終わる目安ですが、適度に水分と油分が残っていることが必要なので、毛先を触った時につるっとした手触りのあることが目安です。

それ以上乾かしてしまうと、水分が飛びすぎてパサパサになってしまうのと、ドライヤーからのダメージにもつながるため、気をつけましょう。

(4)それでも乾燥してパサパサする方は

集中ケアトリートメントでセルフケアを

即効性がある集中ケアのトリートメントを行いましょう。

乾燥しているということは、髪の毛の内部の油分が足りていないということなので、補う必要があります。

油分が足りていない場合は、トリートメントをすることをおすすめします。トリートメントは髪の内部に入っていき、油分を補います。

集中ケアトリートメントの見分け方

「集中ケアのトリートメント剤」は、ドラッグストアでもたくさん販売されているため、見かけたことがある方もいると思います。「〇〇ヘアマスク」「〇〇ヘアパック」などのネーミングで販売されていることが多いので、購入時にご確認ください。

通常シャンプーの後に使用するトリートメントは、「トリートメント」と記載されていることが多いので、見分けやすいと思います。

トリートメントの使用量と使い方

筆者の美容室に通うお客様の中にも間違った量を使っている方が多いので、使用量についてアドバイスいたしますね。

髪の毛の毛量にもよりますが、ショートの方でさくらんぼ粒(小)、ロングの方でさくらんぼ粒(大)くらいが適量かと思います。

つけてみて「足りないかな?」と思う方は、少し足しても良いと思います。

トリートメントは基本的には根元につけないものなので、根元を避けて全体につけたら軽くコームでとかしましょう。

「そんなに少ない量で大丈夫かな」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、トリートメントの目的は、髪の内部に油分を浸透させることなので、しっかり時間をおいてあげれば大丈夫です。

筆者は、いつもトリートメントをつけて時間をおいている間に体を洗うようにして、時短につなげています。

もちろん、お時間がある方はトリートメントをつけたら、タオルを巻いて湯船につかり、湯船の蒸気をスチーム代わりにするのもおすすめですよ。

美容室でトリートメントしてもらう

よくお客様に質問されるのが「セルフケアの集中トリートメントと美容室でのトリートメントの違い」ですが、ケア方法が全く違います。

セルフケアの集中トリートメントの場合は、油分を補うことがメイン。美容室でのトリートメントは、栄養分を補うことがメインの場合が多いです。

また美容室のトリートメントは、メーカーにもよりますが、ほとんどのトリートメントの最後にコーティング剤をつけるので、浸透させた栄養分が流れづらくなります。

そのため、美容室のトリートメントは長持ちするのですね。セルフケアで髪のパサつきが収まらない時は、サロンでのトリートメントも検討してみてください。

ドライヤーでの乾かし方を少し気を付けるだけでも、髪の毛の仕上がりは違ってきます。セルフケアで艶髪を手に入れるため、ぜひ試してみてください。

(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)

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