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腸活&老化予防に!40・50代が食べたい冬の柑橘3つ

つやプラ / 2021年12月6日 12時0分

腸活&老化予防に!40・50代が食べたい冬の柑橘3つ

柑橘類の美味しい季節になりましたね。柑橘類はペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富なため、腸活に役立つフルーツです。それだけでなく、香りや色の成分にも、40・50代に嬉しい効果がいっぱい!

美容と健康に役立つ食スタイルを提案して17年の美養フードクリエイターである筆者が、この冬、しっかり食べたい柑橘類を3つご紹介します。

■40・50代が食べるべき柑橘類3つ

(1)ダイエットなら「ミカン」

みかん

ミカンのオレンジ色素の一つであるカロテノイド。その中でも、温州ミカンに多く含まれるβ-クリプトキサンチンは、私たちの血液の中にも存在するカロテノイドです。

さまざまな健康効果が期待されていますが、肥満に対する効果も期待されていて、β-クリプトキサンチンには、肥満細胞の肥大化を抑制する働きや、中性脂肪やコレステロールを低下させて血液の健康を守る働きのあることが分かっています。まさに、美味しく食べてダイエットのサポートをしてくれるフルーツです。

β-クリプトキサンチンは、温州ミカンの果肉より皮の部分に多く含まれています。皮をよく洗って、細かく切ってから干し、ヨーグルトやシリアルに入れて食べたり、茶葉と合わせてお茶にして飲むことで、より効率的にβ-クリプトキサンチンを摂ることができます。

(2)アンチエイジングなら「レモン」

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さわやかな風味から夏が旬と思われがちなレモンですが、レモンの旬は冬。これから国産のレモンが出回る季節です。

レモンに含まれるエリオシトロンと呼ばれるポリフェノールは、強い抗酸化力があり、細胞の老化を抑える働きがあるのだそうです。

このエリオシトロンは、レモンの皮に多く含まれる成分です。レモンの果汁はもちろん、レモンの皮をすりおろしてドレッシングに加えたり、はちみつに漬けて皮ごと食べるなどして、レモンの皮を毎日の食習慣にとりいれてみましょう。

(3)冷え対策なら「ゆず」

ゆず

冬の柑橘類の代表でもあるゆず。ゆずに含まれるヘスぺリジンというポリフェノールには、手足などの抹消部の血流を改善し、冷えを予防する働きがあります。寒くなれば誰しも手足などの抹消部は冷えるものですが、とくに冷えを強く感じる方は、ゆずがおすすめです。

そのままでは食べることはできませんが、毎日のお料理にゆずの皮を使うと良いですね。また、ゆずの果汁は絞ってビンに入れて冷蔵庫で保存できます。果汁をお酢の代わりに使ったり、炭酸で割って飲んだりして、皮だけでなく果汁も使い切りましょう。

これから旬を迎える冬の柑橘類をご紹介しました。そのまま食べられるミカンのほか、お料理や飲みものにも使えるレモンやゆず。それぞれの特徴を生かして、毎日の食生活に取り入れたいですね。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)

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