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冬の更年期悩みを和らげる!ほてり・のぼせ対策

つやプラ / 2021年12月4日 19時30分

冬の更年期悩みを和らげる!ほてり・のぼせ対策

40代後半〜50代の更年期の主な悩みのひとつである「ホットフラッシュ」。

暑い時期は服を脱いだり保冷剤で首を冷やしたりといった対策をしやすいものの、冬となればまた別の悩みが出てきます。外は寒いのに室内に入った途端、行き過ぎとも思えるほどの暖房でただでさえ体温調整がしづらい時期。

「冬のホットフラッシュ対策をどうして良いかわからない」という声を聞きます。そこで、美容家であり更年期真っ只中の筆者が行っている「冬の服装のコツ」をご紹介します。

■重ね着よりも、脱ぎ着のしやすい服装を

筆者は更年期を感じるようになってから、冬の服装はアウターをダウンなどの厚手のものにして、中はシャツ1枚でも大丈夫なことが多くなりました。インナー、シャツ、セーターといったように重ね着してしまうと、とっさに脱ぎ着ができず焦ってしまい、かえって滝汗になってしまうことも。

電車のなかや店舗のなか、社内などの屋内は、十分に暖房が効いていますよね。「暑くなりそう」「暑い」と感じたら、すぐにクールダウンできるよう、アウターは厚手、中の服は薄手を心がけてください。

折りたためるタイプのストールが便利

小物類もニットやカシミヤのマフラーではなく、折りたためるタイプのストールを1枚持っていると便利です。

ホットフラッシュが収まり、汗をかいたままだと今度は背筋などが寒くなります。背中をおおうストールがあれば、体温の調整をしやすくなります。

■保温性の高いインナーはNG、素材に工夫を

寒い時期だからといって、シャツやブラウスのなかに保温性の高いインナーを着ることはおすすめできません。一旦ホットフラッシュが起こるといつも以上に暑さを感じるうえ、すぐにインナーを脱ぐこともできないですよね。

筆者がおすすめするインナーは、吸水性の高いスポーツブラにシルクの長袖のインナーを重ねること。シルクは通気性がよく、さらに汗もきちんと吸いとってくれるので脇汗や背中の不快感を感じにくくなります。

上に着るシャツなどに響かないのも、大きな利点です。少々、お値段が高い場合もありますが、毎日の悩みが少しでもラクになるなら自分を甘やかしてください。

お腹周りを冷やさないように

下半身は別です。冷えのぼせに近いホットフラッシュは、上半身がのぼせているのに下半身は冷たくなっていることが多いもの。腹巻きや薄手のガードルなどを使って、お腹周りを冷やさないように心がけてください。

お尻のあたりに汗をかいて汗染みが気になるという方は、ストッキングやタイツの下に薄手のボクサーパンツなどを履くと良いでしょう。

また、汗がひいて下半身が冷えてきた時にも、大判のストールが活躍します。お腹の上に折りたたんで乗せておくだけでも、急激な寒さを感じにくくなります。

■ホットフラッシュが起こりやすい状況を把握しておく

筆者は電車のなかで、一人だけ雨に降られたようにビッショリと汗が出ることもしばしばです。ホットフラッシュが起こるきっかけは、人によって違います。皆さんは、どんな場面で起こりやすいですか?

1日のうちでホットフラッシュが起こりやすい状況を把握してみてください。「電車に乗る前に上着を脱いでおく」「首から大量の汗が出る場合、先にコットンのマフラータオルなどを巻いておく」といったように、先手の対策が気持ちをラクにしてくれます。

「顔だけがほてる」「頭から大量の汗が出る」「背中に汗をかく」「お尻のあたりに汗をかく」など、それぞれホットフラッシュの出方が違うもの。起こりやすい状況や、ホットフラッシュがどのくらいの時間で収まるのかなど記録しておくと、その日の服装が決めやすくなります。

汗を拭くタオルを持ち歩くのはもちろんですが、服装のちょっとしたコツでホットフラッシュが起こっても焦らずに対応できます。

更年期は症状は違えど、誰にでも起こること。特に、ホットフラッシュは、他人からどう見られるかが心配になり憂鬱になりがちです。自分で対策できることは限られていますが、少しだけ服装を工夫して、塞ぎがちな気持ちを前向きにしてください。

(肌育美容家 今泉 まいこ)

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