今までのメイクで老け目元に？40・50代がすべきアイライン術

「アイラインの引き方は昔覚えたまま、ずっとアップデートしていない」……そんな方は要注意！　目を大きく見せるために施しているアイラインが、実は老け見えにつながっているかもしれません。

トレンドだけでなく、年齢を重ねるにつれて目元自体も変化するもの。アイラインの引き方を見直して、老け目元を解消しましょう。

コスメコンシェルジュの筆者が、40・50代が見直すべきアイラインのポイントをお伝えします。

■こんなメイクしていませんか？NGアイラインチェック！

自分のメイクを客観的に見るのは難しいもの。まず、以下に当てはまるかチェックしてみましょう。

・まつげの“上”にしっかりアイラインを引いている

・目尻終わりから角度を変えずに伸ばしている

・色はブラック一択！

1つでも当てはまったら、まだまだ改善の余地があるかも！？　NGな理由と改善策をお伝えしていきます。

■老け目元を改善！40・50代の若見えアイラインのポイント

(1)まつげの隙間を埋めるように“仕込む”！

アイラインをまつげの上に引くと、二重の幅が埋まって目が小さく見えてしまいます。

一重の場合も目の「外側」を囲むことになるので同様です。

アイラインは、まつげの隙間を埋めるように描きましょう。

鏡をやや下に置き、片手で眉毛の下を引き上げながらまつげのキワを出します。アイライナーをまつげの生え際に当て、隙間を埋めるようにジグザグと細かく左右に動かします。

一本線ですーっと引くのではなく、数カ所に分けてちょこちょこ埋めていくイメージです。

(2)目尻は下げすぎ、跳ね上げすぎに注意

たるみやハリのなさから、目尻が下がりがちなつやプラ世代。アイラインを下げすぎたり伸ばしすぎたりすると、たるみやぼんやり感が強調されてしまいます。

下がった目尻はやさしく見えるというメリットもありますが、若見えを目指したい40・50代の方は控えるのがおすすめです。

跳ね上げすぎもきつい印象が増してしまうので、自然な形で終わらせましょう。

ただし、下まぶたの延長にすっと伸ばす程度ならOK。ほどよく表情が引き締まり、リフトアップ効果も期待できます。

また、目頭から一直線に描くと、目尻のラインが長くなりがち。(1)でお伝えしたまつげの隙間を埋めるように描く方法で描けば、自然と防ぎやすくなるので、ぜひお試しください。

(3)グレーやブラウンのアイライナーもおすすめ！

黒のアイラインは、目をくっきりと見せられるのがメリット。でもそれゆえに、「アイラインをしっかり入れるときつくみえてしまう」とお悩みの方もいるのでは？

そんな方は、ブラック以外のアイライナーをお試しあれ！　とくにグレーやブラウンがおすすめです。

（左：極細アイライナーR 20 ブラウン／セザンヌ 税込価格638円　中央：極細アイライナーR 00 ブラウンブラック／セザンヌ 税込価格638円　右：クリーミータッチライナー 03 ダークブラウン／キャンメイク 税込価格715円）

黒よりもやさしい印象ですが、これまでにご紹介した方法でラインを引けば、きちんと目力をアップできます。黒のアイライナーしか持っていない方は、ぜひチャレンジしてみてください。

アイラインひとつで、若見え印象がぐっとアップ！　ずっと同じテクニックで済ませてしまいがちなアイラインを、ぜひこの機会にアップデートしてみませんか？

（美容ライター・コスメコンシェルジュ／新井　美由紀）