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デリケートゾーンをケアするためにちょい足しすべき食材

つやプラ / 2022年5月25日 12時0分

デリケートゾーンをケアするためにちょい足しすべき食材

更年期に入ると、デリケートゾーンに関するお悩みが増える方が多いようです。食生活からもアプローチしていきましょう。

ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、デリケートゾーンケアのためにちょい足ししたいおすすめ食材をご紹介します。

■デリケートゾーンケアのポイントとは?

デリケートゾーンのケアのポイントは、何よりも粘膜の乾燥を防ぐことです。かゆみや痛みといったデリケートゾーンの違和感は、乾燥から起こるうるおい不足が大きな原因のひとつとして挙げられます。

乾燥対策に役立つ栄養素を積極的にとっていきましょう。

■どうして乾燥するの?

女性ホルモンである「エストロゲン」は、皮膚の弾力性や保水性を担う「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」を生み出すために重要なものです。

なので、更年期にともないエストロゲンが減少すると、皮膚や粘膜が乾燥しやすくなると考えられています。

■海苔、しらすで皮膚や粘膜のうるおいを高める

皮膚や粘膜のうるおいを助ける「βカロテン」が豊富な海苔を食生活に取り入れていきましょう。お米をいただくときに添えたり、おひたし、サラダなどにちょい足ししたりするといいでしょう。

海苔のほかにちょい足ししたい食材として、しらすがあります。皮膚や粘膜の乾燥を防ぐ「たんぱく質」や「ビタミンA」が手軽に摂れます。

■粘膜を構成する「コラーゲン」も欠かさずに

粘膜そのものを構成する「コラーゲン」をプラスして、デリケートゾーンの環境を整えていきましょう。コラーゲンが摂れるちょい足し食材には、ゼラチンがあります。ゼラチンの主成分は、コラーゲン由来のたんぱく質です。

ゼリーなどのスイーツに使うほか、ひき肉料理にちょい足しするのもおすすめです。150gのひき肉に対し、4gの粉ゼラチンを混ぜると、パサつかずしっとりと仕上がる効果もあります。

■大豆製品で「イソフラボン」を補う

女性ホルモンとよく似た働きをもつ「イソフラボン」を、大豆や納豆、豆腐などの大豆製品から補いましょう。イソフラボンは女性ホルモンである「エストロゲン」に似た作用があり、デリケートゾーンの乾燥やかゆみといったトラブル対策に役立ちます。

1日の食事のなかに、何かひとつは大豆製品を取り入れる習慣を持ってみてください。

また、ちょい足しにおすすめしたいのは人気のおからパウダーです。味噌汁やヨーグルト、シチューやカレーに加えるといいでしょう。満足感もアップします。

更年期に感じる体調の変化は、気がふさぐものだと思います。ですが、これからの人生を健やかに送っていくためにも少しずつペースを落として、決して無理を強いずに過ごしていきましょう。いつも十分な休養とリラックスを心がけていてくださいね。

(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)

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