うつ気分&イライラの原因に!?「春の冷え」対処法3つ
つやプラ / 2016年4月19日 16時30分
ぽかぽか陽気の日が続くと、「冷え」に対してちょっと油断してしまいがち。実は、春は意外と体が冷えやすいのをご存知ですか? 実は、冷えから気分が落ち込んでうつな気分になったり、イライラしたりすることにつながることもあるのです。そんな春の冷えに対する対策のポイントを3つご紹介します。
■ぽかぽか陽気が落とし穴!?意外と冷える春の体
東京有明医療大学教授の川嶋朗先生によれば、朝晩の気温差や花粉症からくる春ならではの不調に加えて自身や家族の環境や生活スタイルの変化などストレスの要因が多い春は、自律神経が乱れがちに。これらが冷えを引き起こす原因となるのです。
■春の冷えは「うつ気分」や「イライラ」につながりやすい!?
川嶋先生によれば、自律神経の乱れは、気分の落ち込みによる うつ気分やイライラにもつながりやすいのだそう。その理由は、体が冷えると幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」や、やる気ホルモンと呼ばれる「ドーパミン」を作る酵素が減ってしまうからとのこと。加えて、冷えによって血液の流れが悪くなることで、これらのホルモンが全身に運ばれなくなってしまうのだそうです。冬ほど寒さが和らぐ春には、春に適した冷え対策や、自律神経のケアが必要ですね。
■春冷え対策に心がけたいこと3つ
春の冷えは、自律神経を整えたり、冷えやすい足先などの末端を温めたりして、効率的に対策しましょう!
炭酸入りの湯で「半身浴」する
炭酸ガス入りの入浴剤を入れたお風呂は、体温や血圧、心拍数を穏やかに変化させることで、自律神経を整えることができます。38~40度程度のぬるめのお湯に、10~20分ほど浸かりましょう。
冷え対策のツボ「三陰交」を温める
冷えといえば末端の手足。効果的に温めるために、足の内側のくるぶしから指4本分上の位置にある、骨と筋肉の境目にあるツボ「三陰交」にアプローチ。押すだけでなく、足湯にひたすと温めやすいでしょう。
白湯や生姜葛湯などで温める
春になると冷たいドリンクに手を出してしまいがちですが、冷えが気になる方は控えて、白湯や温かいドリンクを選ぶよう心がけましょう。体を効果的に温める生姜と葛湯をあわせて、生姜葛湯などを作ってみてもいいですね。
もちろん、冷えには、適度に体を動かすことも大切です。春も油断せず、ぜひ冷え対策をしましょう。
(LAR編集部)
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