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種類で効果に差がある?痩せる納豆の食べ方

つやプラ / 2022年10月9日 19時30分

種類で効果に差がある?痩せる納豆の食べ方

納豆は「ひきわり」それとも「粒」、どちらがお好みですか?

なんとなく、味や食感の好みや値段で買ってしまう納豆ですが、実は選び方一つで栄養効果も変わってきます。

ナチュラルフードスタイリストの筆者が、納豆の違いや、痩せたい時に選びたい納豆の種類、食べる時間帯などをお伝えします。

■大きさや形の違う納豆

大豆を発酵させたものを「納豆」と呼びますが、大豆の大きさや色、形、作り方、含まれる菌などの変化で、味や栄養価に違いがあります。

ひきわり納豆と粒納豆の違いは何?

納豆の種類といえば「ひきわり」と「粒」が思い浮かぶと思いますが、実は両者は作り方から栄養価まで違いがあります。

どちらも大豆に納豆菌を加えて発酵させた発酵食品に変わりはありませんが、ひきわり納豆は「大豆を砕いて皮をとり除いてから、納豆菌で発酵」させています。

一方、粒納豆は「固い大豆を蒸してから、納豆菌で発酵」させています。

■ビタミンが多く消化に良い「ひきわり納豆」

ひきわり納豆は皮を取り除いて細かくなっているため、納豆菌のついている面積が多くなり、カリウム、リン、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンEなどの栄養素が多いのが特徴です。

また固い種皮がないため消化しやすいので、胃腸の弱っている時やお子様やお年寄りの方に向いている納豆といえます。

なお、腸の活動が活発になるゴールデンタイムは22時から深夜2時の夜中。納豆菌が就寝中に腸内細菌を増やし、便秘の解消をすすめて痩せ作用を高めるので、消化吸収しやすいひきわり納豆は、夕食に食べるのがおすすめですよ。

■体づくりには燃焼しやすい「粒納豆」

粒納豆は、ひきわり納豆と違って丸ごと大豆を発酵させたものなので、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄分などが多くなっています。

ひきわり納豆と比べるとたんぱく質がわずかに少なくなりますが、丸ごとの大豆を使った粒納豆は、食物繊維も多く、カルシウムや鉄分など体をつくるのに役立つ栄養素が多いため、代謝を増やし体を燃焼しやすくする効果が期待できます。

またひきわり納豆よりも、丸ごとの粒納豆はよく噛むことで満腹中枢を刺激し、少量でも満足できて食べ過ぎを防ぐこともできます。

そんな粒納豆は、朝に食べるのがおすすめ。

朝食は就寝中に断食状態になっていた体を目覚めさせる役割があります。しかし、起きてすぐの空腹時に血糖の上がりやすい食品を食べるとインスリンの分泌が急激に増えて脂肪になりやすくなります。

そのため、血糖が上がりにくい低GIの納豆は、朝に食べると痩せ効果が高まり体たんぱく質を作るのに役立ちます。

特に粒納豆は、よく噛むことで唾液アミラーゼの分泌を増やし体のリズムを整えながら各臓器の動きを活発にして体を燃焼させてくれますよ。

また空腹になった時の間食としても、粒納豆は満腹感が増すので、食欲をおさえてくれる作用があります。

高たんぱくで低脂肪で栄養価の高い納豆は、ひきわり納豆と粒納豆で栄養価も違い、朝食か夜食など食べ方でのダイエット効果の違いもあります。納豆はそのまま食べることができる手頃な食品なので、「粒」か「ひきわり」かを、小腹が空いた時や夜食など用途に合わせて選んでみてください。

(ナチュラルフードスタイリスト 松下 和代)

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