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「ヤセ菌を増やす」常備菜レシピ3つ

つやプラ / 2021年6月15日 9時30分

「ヤセ菌を増やす」常備菜レシピ3つ

忙しいと食事も不規則になりがちですよね。生活リズムや食事の内容が変わると、腸内フローラのバランスも崩れやすくなります。

「外食が続くと便秘がちになる」「すぐに太ってしまう」という方は、腸内細菌のなかでもヤセ菌と呼ばれる「肥満を予防する腸内細菌」が喜ぶ常備菜を作り置きして、ヤセ体質を目指しましょう!

■「ヤセ菌」ってなに?

善玉菌にも悪玉菌にも加勢する「日和見菌」の中で、バクテロイデーテス門に分類される腸内細菌は、食物繊維を発酵分解する際に、短鎖脂肪酸とよばれる成分を作り出します。

短鎖脂肪酸は腸のエネルギー源となって、腸の働きや動きをスムーズにするほか、肥満を予防する働きがあることがわかってきました。そのため、短鎖脂肪酸を生み出す腸内細菌が「ヤセ菌」と呼ばれるようになりました。

■ヤセ菌が増えるといいこと3つ

(1)脂肪の蓄積をストップ

血液にのって脂肪細胞に届いた短鎖脂肪酸は、脂肪の蓄積をストップさせる働きがあることがわかっています。

(2)食欲をコントロール

短鎖脂肪酸は、小腸にあるL細胞を刺激して、通称「やせホルモン」と呼ばれる「食欲を抑える働きのあるホルモン」の分泌を促します。

(3)脂肪の燃焼を促す

「食欲を抑える働きのあるホルモン」が交感神経を刺激することから、脂肪の燃焼を促す働きもあります。

■作り置きOK!ヤセ菌を増やす常備菜レシピ3つ

・ヒジキの梅おかか和え

<材料>

乾燥ヒジキ 20g

梅干し 2個程度

鰹節 10g

<作り方>

乾燥ヒジキを水で戻し、熱湯にくぐらせ、ペースト状にした梅干し、かつお節とよく和えて出来上がり。

・トマトと玉ねぎの酢漬け

<材料>

玉ねぎ 1個

赤酢(米酢でもOK) 100cc

ドライトマト 5個程度

<作り方>

スライスした玉ねぎ、細かく切ったドライトマトと赤酢を鍋に入れ、玉ねぎがしんなりするまで煮込みます。煮沸消毒した瓶に保存します。米酢の場合には、酸味が強いのでハチミツやオリゴ糖を加えましょう。

・リンゴとレモンのハチミツ漬け

<材料>

リンゴ 1個

レモン 1/2個

ハチミツ 大さじ1

<作り方>

リンゴはよく洗って皮ごとスライスします。レモンは果汁を絞りリンゴと和え、ハチミツを加えて、煮沸消毒した瓶で保存します。

ヤセ菌は、水溶性食物繊維を発酵・分解する際に短鎖脂肪酸を作り出します。水溶性食物繊維が豊富な海藻、野菜、果物を使った常備菜をお家ごはんに取り入れて、お休み中もヤセ菌を育てたいですね!

(美養フードクリエイター 岩田 まなみ)

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