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「スーパーフード」の正しい知識&取り入れ方おさらい

つやプラ / 2016年6月4日 16時30分

スーパーフードといえば、美容好きの間で長らく流行しているホットな美容キーワード。「なんとなく身体に良さそうな食べ物」と認識している人は多いと思いますが、何が正しい知識なのかというと分からない人も多いでしょう。今回は薬剤師で抗糖化美容研究家である筆者より、スーパーフードについてご紹介します。

■スーパーフードの始まりって?

1980年代頃、アメリカやカナダの食事療法を研究する医師や専門家の間で、身体に良い成分が突出して多く含む食品のことを「スーパーフード」と呼んでいたといわれています。

■どんな食品が「スーパーフード」なの?

スーパーフードの定義はどんなものかというと、薬のように法律で決められた定義はありません。協会や企業が個々に決めているため、定義にはバラつきがあり、どれが正しく、どれが間違っているというものではありません。総じていえるのは「一般の食品より栄養価が高く、健康的な成分を多く含むもの」。このことから、サプリメントではなく料理の食材としても使えて、栄養補給を目的として摂るのに適した食品と考えるといいかもしれません。スーパーフードのパイオニアブランドであるサンフード スーパーフーズや、日本スーパーフード協会は下記のように定義しています。

shibuya

サンフード スーパーフーズによる定義

・12種以上の栄養成分を含む食品であること
・一般的に摂取する野菜や果物より栄養価が高い食物であること
・体に必要な栄養素のみ含んでいること

日本スーパーフード協会による定義

・栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。

■スーパーフードの正しい取り入れ方って?

スーパーフードは食材として調理できるものもありますが、オイルや種子、粉末などで販売されているものがあります。これらはそればかりを食べるのではなく、「プラスアルファ」として取り入れるのが良いでしょう。注意したいのはズバリ食べ過ぎ。中には高カロリーの食品もあるので、バランスの良い食事と合わせて、適量を取り入れるのがおすすめです。

■取り入れやすい「チアシード」がおすすめ

筆者は様々なスーパーフードを試していますが、「プラスアルファのアイテム」として取り入れることが多いのは「チアシード」です。腹持ちもよくなるため、飲むヨーグルトやスムージーに混ぜるのがおすすめです。水分で戻す必要がありますが、比較的いろいろなものに合わせやすいスーパーフードだと思います。

いかがでしたか? スーパーフードの正しい知識をご理解いただけたでしょうか。スーパーフードというとアマランサス、アサイー、スピルリナなど聞きなれない食品だけと思いがちですが、抹茶など馴染みのある食品も実はあてはまります。新しい食品を取り入れるだけでなく、昔ながらの日本食の見直しをするのも良いかもしれません。美容と健康を維持するためにスーパーフードを取り入れるのは良いですが、大前提はバランスの良い食事であるということを忘れないでくださいね。
(薬剤師/抗糖化美容研究家 花田真理)

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