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食べても太りにくい!?罪悪感ゼロのおせちの具材

つやプラ / 2022年12月18日 19時30分

食べても太りにくい!?罪悪感ゼロのおせちの具材

味が濃く甘いものが多い「おせち料理」。美味しい反面、食べると罪悪感を感じるという人も多いですよね。

ベジ活アドバイザーの筆者が、ヘルシーなおせち料理とダイエットに役立つ食べ方をご紹介します。お正月は食べ方を意識して、極力体重を増やさないようにしましょう。

■ヘルシーなおせち料理&ダイエットに役立つ食べ方

(1)紅白なます

お祝いの水引きをイメージしたともいわれる「紅白なます」。大根と人参を千切りにして酢と砂糖、塩で和えるのが一般的です。

野菜とお酢の組み合わせは、ともに食後の血糖値の上昇を抑制する働きがあるので、太りにくい身体作りにおすすめです。市販品はどうしても塩分量が多くなりますので、できれば手作りがよいですね。

栗きんとんや伊達巻の前に食べるのがおすすめです。

(2)たたきごぼう

ゴボウは土に根をはり生育することから、健康や開運の縁起物としておせち料理によく登場します。

ヘルシーにいただくなら、叩いたゴボウを醤油やお酢、ゴマなどで味付けする「たたきごぼう」がおすすめです。

ゴボウには、腸内細菌のエサとなり善玉菌を増やす働きのある「水溶性食物繊維」が多く含まれており、おだやかな血糖値を保つのに役立ちます。

しっかりとよく噛まないと飲み込めないところもダイエット中は利点に働きます。噛むことで脳にある食欲に関連するホルモンが刺激されると満腹感を得やすくなるため、暴飲暴食予防につながります。

(3)お煮しめ

レンコンや人参などの野菜を煮た筑前煮に代表される「お煮しめ」も、罪悪感なく食べられるおせち料理です。

「食物繊維」が豊富に含まれる野菜は食後の血糖値の上昇制御に役立つほか、満腹感を得やすくなると考えられているので食べ過ぎ防止効果が期待できます。

おせち料理は全体的に味付けが濃く塩分が多いので、手作りの場合はいつもよりも薄味にするとよいでしょう。

■注意するべきことは?

栗きんとん・黒豆・餅は食べ過ぎに注意

お正月料理のなかでもカロリーが高いといわれているのが、「栗きんとん」や「黒豆」「伊達巻」です。糖質が多いので食べすぎには気をつけてくださいね。

これらの料理をお腹が空いている時に食べるのではなく、まずは「なます」や「たたきごぼう」などの野菜メインの料理をよく噛んで適量食べるようにしましょう。

市販のお餅は、2個でご飯1膳分とほぼ同じカロリーといわれています。量に注意をしながら、お雑煮に入れたり焼いたりして楽しんでください。

お同じ料理ばかり食べるのはNG

好きなものばかり食べていると、塩分や糖分を過剰にとってしまう場合もあります。

食べはじめと箸休めに必ず「野菜料理」を加えることで栄養バランスもよくなりますし、“ドカ食い”を防ぐ手助けにもなります。ぜひ、お試しください。

太りやすいイメージのある「おせち料理」ですが、なかにはヘルシーな料理もあります。食べ方とともにかしこく活用して、体重管理に役立てましょう。

(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)

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