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意識すべきはたった2つ!痩せ見え姿勢のコツ

つやプラ / 2023年1月7日 19時30分

意識すべきはたった2つ!痩せ見え姿勢のコツ

最近、「お腹周りがぽっこりと出てきてくびれもなくなり、体重はあまり変わらないので太って見えるようなった」と感じていませんか?

その大きな原因は姿勢にあるかもしれません。

女性の体型改善専門パーソナルトレーナーの筆者が、痩せ見え姿勢を作る最も基本的な2つのコツについて解説します。

■女性に多い太見え姿勢の「反り腰」

女性にとても多いのが「反り腰」。意識せずに立ったときに、背骨が過剰に反った状態になってしまうことです。

この姿勢になるとお腹が前に突き出された状態になり、ぽっこりとお腹が出てきて太って見えやすくなってしまいます。

意識すべきはたった●つ!痩せ見え姿勢をコツ

理想的な姿勢は意識せずに自然に立ったときに、耳・肩・股関節・膝・くるぶしがほぼ一直線にそろった状態です。

これに近づけることで、痩せ見えする体型に近づけることができます。

■姿勢は意識しても改善が難しい

「姿勢を変えるためには意識が必要」と思われがちですが、意識をしても姿勢を変えることは難しいのです。

意識していても3分後には他の作業に集中し、姿勢はすぐに乱れてしまいます。

ですから大切なことは、「無意識に良い姿勢になる体作り」をすることです。

■姿勢を改善するために「股関節」と「呼吸」を意識

(1)座りっぱなしや立ちっぱなしはNG。積極的に「股関節」を動かそう

意識すべきはたった●つ!痩せ見え姿勢をコツ

悪い姿勢になる最も大きな原因は、筋肉が固くなることです。座りっぱなし・立ちっぱなしなど同じ姿勢をとり続けることで、股関節や体幹の筋肉が固くなり、姿勢が悪くなってきます。

特に股関節周辺にある筋肉は、固くなると骨盤を引っ張り、正常な位置からずらしてしまいます。骨盤は背骨の土台であるため、骨盤のズレは背骨のズレにつながり、姿勢の悪化につながります。

股関節の筋肉を柔らかく保つためには、日常生活でも積極的に動くことです。

特に座りっぱなしや立ちっぱなしになると股関節は動かされず、筋肉は固くなります。

30分に1度、立ち上がったり歩いたりしよう

これを防ぐためには、定期的に立ち上がったり歩いたり、股関節を大きく動かすこと。

30分に1回、5分程度は、積極的に体を動かすようにしましょう。

定期的に動き回れない環境にある方でも、イスに座ったまま行うストレッチなどでかなり軽減できます。

意識して体を動かすようにしましょう。

(2)「息を吐く」ことを意識して、反り腰を改善

意識すべきはたった●つ!痩せ見え姿勢をコツ

手っ取り早く反り腰改善の効果を期待できるのが、「息を吐くこと」です。自然と腹筋を使い、反り腰を正常な位置に保つようにしてくれます。

反り腰の人は腹筋が弱いため、背中方向に背骨が引っ張られてしまいます。ですから腹筋を鍛えることが反り腰改善に効果的なのですが、反り腰になると腹筋を上手に鍛えられなくなるというジレンマがあります。

日常で最も手軽に腹筋を鍛えられるのは、息を「吐く」ことです。目一杯息を吐ききろうとするときに、腹筋が働き、反り腰を矯正するように働いてくれます。

30分に1度行いたい「息を吐く」やり方

吐くときのポイントは「鼻」から、「強く」「長く」吐ききることが大切です。肺とお腹の中の空気を全て出し切るつもりで吐ききりましょう。吐ききったら1秒止めて、自然に息を吸う。これを20〜30回繰り返し、30分に1度行いましょう。

姿勢は日常生活の過ごし方が出る部分です。運動不足になると筋肉が固くなって、悪い姿勢が体に定着してしまいます。それを改善するためには定期的に動くことやストレッチをすること、呼吸を意識することが大切です。日常でできるちょっとしたこころがけで姿勢を少しずつ美しくしていきましょう。

(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)

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