年末年始のダイエットで意識すべきたった2つのこと
つやプラ / 2022年12月29日 20時30分
早いもので、まもなく年末年始。クリスマスや忘年会、お正月とイベントが続き、つい食べ過ぎたり飲みすぎたりしてしまう時期ですよね。
そんな状況を続けていると、もちろん太ります。筆者も、つい最近4年ぶりにハワイに2週間行ってきたのですが、1.5キロ太って日本に帰ってきました。
健康運動指導士の筆者が、年末年始に意識すべき「ダイエットの基本」をご紹介します。
■ダイエットの基本は「運動と栄養のバランス」
年末年始は、普段の生活と比べると不規則な生活になりがちです。家族や友達と集まる機会も増えるので、普段よりも高カロリーな料理を食べ過ぎてしまったり、お酒を飲みすぎてしまったりしますよね。
さらに、のんびり家で過ごしてばかりいると、運動量が少なくなります。食べる量や飲む量は増えるのに活動量は減るので、これが太る大きな原因として考えられます。
なので、「食事」と「運動」の2つに気をつけることが“年末年始ダイエット”のカギとなります。
■最も太る組み合わせとは
太りやすい組み合わせとは、「糖質」+「脂質」です。例えば、ケーキはまさに糖質と脂質の組み合わせです。また、フライドポテトも糖質と脂質の組み合わせで、コーラ+ポテトチップスも控えるべき組み合わせです。
私たちの身体は糖質を摂るとインスリンが分泌され、血糖値が上がります。そうすると、脂質は体脂肪として蓄積されやすくなってしまうのです。
■タンパク質と食物繊維をしっかりととる
正月ダイエットの食事ポイントは、「タンパク質」と「食物繊維(野菜)」をしっかりと摂ることです。
タンパク質
タンパク質は三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)のなかで一番太りにくい栄養素で、筋肉量の増加にも関係しています。「タンパク質=身体を作る」ということを忘れないようにしてください。
菓子パンやお餅をたべるよりも、タンパク質をしっかりととった方が満腹感を得やすいです。
食物繊維をとる
野菜に多く含まれる食物繊維は、便秘対策に関係しています。
脂質や炭水化物(糖質)が多いものをメインに食べるより、まずはタンパク質や野菜(食物繊維)を優先的に食べましょう。
■こまめな運動を心がける
年末年始に仕事がお休みの人は、運動量が減りがち。通勤や家事は、意外と良い運動になっています。リモートワークになって運動不足を感じている人も多いでしょう。
そんな時は、少し意識して運動量を増やしてみてください。「初詣や買い物に出かける時、なるべく階段を使う」「マンションに住んでいる人は、降りる時だけ階段を使う」などです。
出かける時はスニーカーを履いて歩幅を広めにし、いつもよりも少し早めに歩いてみましょう。
筋トレをするのなら、下肢の大筋群を使うスクワットがおすすめです。立ち上がるたびに、3回スクワットをしてみてください。
毎年、年末年始に太ってしまうという人は、今回ご紹介した「年末年始に意識すべきダイエットの基本」を頭の隅に置きながら過ごしてみてくださいね。
運動と栄養のバランスも忘れずに、2023年も心と身体の健康美を目指しましょう。「美は1日にしてならず」です!
(フィットネス美トレーナー MIKA)
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