冬の長湯に注意!肌の乾燥老けを防ぐ入浴法
つやプラ / 2023年1月6日 12時0分
![冬の長湯に注意!肌の乾燥老けを防ぐ入浴法](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/lar/lar_461555_0-small.jpg)
寒さが本番を迎える季節。1日の疲れと冷えを取るために、湯船に長く浸かりたいですよね。ですが、しっかり身体を温めたいけれど、長湯が肌の乾燥の原因になることもあります。
肌育美容家の筆者が、身体の内側と外側を乾燥させないお風呂の入り方と、冬の入浴で40・50代が気をつけるべきポイントをご紹介します。
■お風呂に入る前の事前準備
40・50代は、お風呂に入る前の一工夫も必要です。のぼせや、立ちくらみを起こさないように、浴室に入る前に対策をしておきましょう。
お風呂の温度設定
お風呂の温度は、40度前後がベストといわれています。これは、内側からじんわりと温めるために、最適な熱さです。
脱衣場と浴室をあらかじめ温めておく
冬の入浴で気をつけたいのは、湯船の温度と浴室・脱衣所の温度差。急な温度差は「ヒートショック」という負担が身体にかかり、血圧の急上昇を招く場合があると考えられます。
「脱衣所に小さなヒーターを置く」「浴室はあらかじめシャワーで温めておく」などの対策をしてください。
浴室に入る前に水分補給をする
入浴前には、必ずコップ1杯のお水を飲みましょう。脱水を防ぐために習慣にしてください。
入浴剤などを入れて、肌を乾燥させない
水道水を沸かしただけのお湯は湯冷めしやすく、肌の乾燥を招くこともあります。
好きな香りやテクスチャーの保湿入浴剤を選んで入れるのも◎。入浴剤が苦手な人は、エプソムソルトやゲルマニウム温浴用アイテムなどでもOKです。
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ゲルマニウムセラミックボール、麦飯石鉱石、アルミナセラミックボール、トルマリン鉱石、遠赤ミネラル鉱石、マイナスイオンボールの6種の温浴石をブレンド。じんわりと身体が温かくなります。
繰り返し使えるので、コスパにもすぐれています。
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■身体を乾燥させないお風呂の入り方
浴室に入ったら、湯船に入る前に身体を慣らすため、ワンクッション置いてください。
まずは、シャワーで身体を温める
ぬるめのシャワーで、予洗いをしてください。
急に熱い湯船に浸かると身体に必要な皮脂までを落としやすく、乾燥を招きます。ぬるめのお湯で予洗いをして、ある程度、身体を温めてから入りましょう。
冬は全身浴がおすすめ
40・50代の冬の半身浴は、あまりおすすめできません。身体全体が温まるのに時間がかかり、上半身が冷えてしまいます。
肩が隠れるくらいまで、湯船に浸かってください。
毎日全身を洗わなくてもOK
乾燥が進行した肌の場合、毎日全身を洗わなくてもOKです。
身体の中央にある縦の線(正中線)に沿った部分を手洗いするだけで良いです。正中線には汗腺や皮脂腺が多いので、この部分だけは清潔にしておきましょう。
首の中央からデリケートゾーンまでに泡を置いてシャワーで流すだけで汚れが落ち、冬の間の乾燥対策にもなります。
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髪や身体にも使える全身用のシャンプー。スポンジやガーゼで泡立ててから、手でそのまま身体になじませます。
刺激を与えずに保湿しながら洗える薬用ソープです。
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保湿は浴室内ですませる
ボディオイルなどは少しぬれている身体の方が伸ばしやすいですし、パジャマを着てしまうとうっかり身体の保湿を忘れてしまうこともあるでしょう。そのため、浴室から出る前に身体の保湿をすませてしまいましょう。
インバスでボディケアを終わらせると、慌てる必要もないのでお風呂上りの時間をゆっくりと過ごせます。
キュレル バスタイム モイストバリアクリーム/キュレル
敏感肌のためにキュレルから新しく発売された、浴室で使う保湿クリーム。つりさげパックを採用し、浴室のタオル掛けにかけて使えます。
ワンプッシュで全身に必要な量が出てくるため、手間もかからずインバスで保湿ケアが完了します。
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■入浴後はゆっくりとリラックスタイム
入浴後の仕上げが乾燥を防ぐ重要なポイントです。
タオルでゴシゴシと身体を拭かない
ついバスタオルでゴシゴシと水分を取ってしまいますが、角質が柔らかくなっている時に摩擦はNG。押さえるようにして、水気だけを拭き取ってください。
水分補給を忘れずに
浴室の湿度が高いため水分が抜けていない感じがしますが、やはり身体の内側への水分補給は大切です。お風呂上がりには、ノンカフェインの温かいお茶などを飲んでしっかりと水分補給をしてください。
身体の内側と外側を乾燥させないお風呂の入り方と、冬の入浴で40・50代が気をつけるべきポイントをご紹介しました。
筆者は更年期を迎えてから、長時間の湯船が苦手になってしまいました。40・50代は身体の変化で、今までなんともなかった習慣がつらく感じることもあります。身体の変化を感じたら無理をせず、短時間でも入浴を楽しめるよう対策をしたいですね。
(肌育美容家 今泉 まいこ)
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