炊いたら再加熱!?プロも実践「粒シャキごはん」の炊き方
つやプラ / 2016年6月2日 12時0分
日本人の主食であるお米。毎食欠かさないという方も多く、私たちの食卓の代表です。毎日必ず食べるものですから、どうせならもっと美味しく、ワンランク上のご飯をいただきたいですよね。そこで今回は、料理研究家である筆者が「粒が立つ美味しいお米を炊くコツ」についてご説明いたします。
■1:お米をとぎすぎない
お米を洗うのは表面に付着した「ぬか」を落とすためですが、じっくりと何度もとげば良いというわけではありません。お米は水に触れた瞬間から吸水を始めますが、特に初めの1~2分はその率が高いため、すばやくぬかを落とすことが、美味しいお米を炊くコツの一つです。水が透明になるまで洗う必要はなく、3~4分以内に済ませるのが理想。とぎ過ぎると風味を落としたり、米粒を割ってしまったりする可能性があるため注意しましょう。
■2:「浸す水」より「とぐ水」に浄水を
米は乾燥しているため、出会ってすぐのお水を最も吸収します。なので、浸水に使う水よりもとぐ時に使う水を良いものにするのがオススメです。ミネラルウォーターとまではいかなくても、浄水されたお水を使うのが良いででしょう。
■3:お米にしっかりと水を吸わせる
洗ってすぐにお米を炊いてしまうと、芯まで水を知っていないため、表面ばかりが煮えて固くなってしまいます。ふっくらとしたに仕上げるためには、夏場なら30分、冬場なら1時間ほど水に漬けてから炊くよう心がけましょう。
■4:炊きあがってから再加熱
お米同士がべちゃべちゃとくっついてしまうことにお悩みの方も多いのではないでしょうか。原因は、炊飯器内の水蒸気にあります。炊きあがり後に、再加熱させることで、底に溜まっていた水分を逃がすことができ、べたつかない粒のたったお米に仕上がります。
■5:蒸気を逃がすようにほぐす
底から切るように混ぜ、蒸気を逃がしましょう。炊飯器内の水分量や味が均一に仕上がるので 一粒一粒がもっちりと、べたつくことなく仕上がります。お米を潰さないように、しゃもじを縦に持ち、すくいあげるようにして混ぜるのがコツです。
いかがでしたか? 柔らかめが好きな方も、固めが好きな方も、是非今回の記事を参考に、あなただけの美味しいご飯を炊く方法を見付けて下されば幸いです。
(料理研究家 オガワチエコ)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【道具の目利きが推す土鍋3選】土鍋は育てるもの!寄せ鍋、チゲ鍋、しゃぶしゃぶ、水炊き、ポトフ……使いやすく素敵な見た目の優れものはこちら!
CREA WEB / 2024年12月27日 11時0分
-
年末のごちそう続きに!お粥で胃腸ケア「炊飯器で簡単 鶏だし玄米粥」【金丸利恵のダイエットレッスン Vol.51】
Woman.excite / 2024年12月26日 6時0分
-
平日の晩に20分でつくれる“2皿ディナー” 行正り香が紹介する「クリスマスシーズンにぴったりな白ワイン煮」レシピ
CREA WEB / 2024年12月20日 11時0分
-
冷えからくる疲れた時こそ食べてケア!毎日摂りたい【疲れ回復薬膳レシピ】と食べる時の注意点
CREA WEB / 2024年12月7日 11時0分
-
ミネラルウオーターor水道水 実のところ、どちらが「お米」がおいしくなるの? タイガー魔法瓶“公式”に聞いた
オトナンサー / 2024年11月28日 9時10分
ランキング
-
165歳以上で働くなら知っておきたい「シニアが得する制度」って?
オールアバウト / 2024年12月26日 20時30分
-
2今年流行った「大人の学び」が明らかに! 2025年に"注目すべきスキル"とは?
マイナビニュース / 2024年12月26日 17時3分
-
3トースターでお餅を焼くと中がかたいまま…上手に焼くコツをタイガーが伝授!「予熱」より「余熱」がおすすめ
まいどなニュース / 2024年12月25日 17時45分
-
4陛下と"天皇の歴史"を学んでいる…「愛子さまには皇室の将来を背負う覚悟がある」とわかる"意外な行動"
プレジデントオンライン / 2024年12月27日 9時15分
-
5【10年に一度レベルの年末寒波】エアコン暖房の無駄を防ぐ部屋づくりのポイントは? - 節電の基本をダイキンが解説
マイナビニュース / 2024年12月26日 9時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください