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40・50代のニオイを抑える!汗対策アイテムの選び方

つやプラ / 2023年6月9日 12時0分

40・50代のニオイを抑える!汗対策アイテムの選び方

加齢に従って、身体のニオイは女性も気になるところです。汗をかくことが増えてくるこれからの季節、制汗剤やデオドラントを賢く取り入れて、ニオイ対策をしていきませんか。

エステティシャンの筆者が、近年多様化するアイテムから、パウダー、スティック、スプレータイプなどの違いと選び方、おすすめの使い方を紹介していきます。

■制汗剤とデオドラントの役割の違い

40・50代のニオイを抑える!制汗剤選びの新常識

実は制汗剤とデオドラントは、別の物であることをご存知でしたか?

制汗剤は、汗を出す出口(汗孔)を塞いだり引き締める成分を配合して、汗を一時的に抑えるものを指します。

一方デオドラント製品は、汗から発生するニオイを抑えるもので、殺菌成分などが配合されています。

汗をかかないようフタをするのが制汗剤、ニオイを抑えるのがデオドラント、といった違いがあるので、目的に合わせてアイテム選びをしてください。

■汗やニオイが気になる場所や原因

汗をかくための汗腺は全身にありますが、とくにニオイが発生しやすいのが脇の汗腺。また靴を履くことで湿度がたまったり雑菌が繁殖しやすいのが足の指の間です。

基本的には汗自体がにおうというよりも、かいた汗が時間がたつことで雑菌の繁殖などによりニオイが発生するので、汗を放置しないことが大事です。

■「部分」か「全身」か?ニオイ対策アイテムの選び方

40・50代のにおいを抑える!制汗剤選びの新常識

製品選びのポイントとしては、全身に使用したい場合はいわゆる汗拭きシート、ボディシートなどの「シートタイプ」や、昔からある「スプレータイプ」や「パウダータイプ」、化粧水のような「ウォータータイプ」が広範囲に使いやすいでしょう。

脇のみに使用するのであれば、「ロールオンタイプ」「スティックタイプ」「クリームタイプ」がしっかりとして効果的です。

足は足用のスプレーやクリームがあります。

以下にそれぞれの特長を紹介します。

スプレータイプ

40・50代のにおいを抑える!制汗剤選びの新常識

さらさら感があり、手の届かない背中や、広範囲に使えるのも高ポイントです。

無臭や香りつき、サイズなど、さまざまな種類があって選べる幅が多いのがうれしいですね。

ただし缶タイプの場合、ガス抜きして捨てるのが少し手間かもしれません。

パウダータイプ

ニオイ対策だけでなく、汗かきさんにもおすすめです。さらさら感が長く続きます。

脇だけでなく胸や背中、肘の内側など関節にも使えて、日中の付け足しもしやすいのが特長です。

スティックタイプ

脇メインに使う方におすすめです。さっぱりとした使用感ですし、すぐに服を着たりできるのも使いやすいところです。

汗のニオイと香料が混ざったニオイが気になる方は、無香性のものがおすすめです。

ロールオンタイプ

40・50代のにおいを抑える!制汗剤選びの新常識

ムラなく密着して、しっかりと塗布しやすいのが特長です。

乾くのに時間がかかるのが弱点ですが、それが気になる人には速乾性タイプを選んでみてください。

■お肌が弱い人や自然派好きな方には

お肌が弱い人で、「制汗スプレーが苦手」「ロールオンはヒリヒリする」といった方もいると思います。

ロールオンタイプやウォータータイプなどのアルコールや清涼感、引き締め成分が合わずに、赤みやヒリヒリを感じる人もまれにいます。

お肌が弱い方や極度の乾燥肌さんは、アルコールフリータイプを選ぶようにしましょう。

また、形状でいうとウォータータイプの水っぽいものよりも、クリームタイプやスティッタイプの方が、ヒリヒリは感じにくい傾向にあります。

自然派好きな方であれば、フローラルウォーター(アロマの蒸留水)でニオイを抑える殺菌作用のあるものや、ラベンダー、よもぎ、月桃などをスプレーに使うのもおすすめです。

近年さまざまなタイプがある制汗剤・デオドラント製品。この記事が、お悩みやライフスタイル、好みに合わせて選ぶ参考になれば幸いです。

(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)

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