季節の変わり目に摂りたい!疲れを取るトマトの食べ方
つやプラ / 2023年6月10日 20時30分
季節の変わり目は疲れやすいですよね。そんなときにおすすめなのが、今が旬の「トマト」。疲れの原因のひとつとして挙げられる活性酸素を除去するため、疲れ解消に役立ちます。
ベジ活アドバイザーの筆者が、疲れを取るトマトの食べ方をご紹介します。
■疲れ解消・ストレス低減に役立つトマトの栄養
過剰な活性酸素は細胞を傷つけ、疲れや身体のパフォーマンスを低下させると考えられています。トマトに含まれる「リコピン」にはすぐれた抗酸化作用があるため、活性酸素の除去に役立ちます。その結果、疲れ解消効果が期待できます。
疲れるとストレスも溜まりがちになりますが、トマトにはストレス低減やリラックス作用が期待できる「GABA」も含まれています。
トマトは、疲れをとりながらリフレッシュしたい人におすすめの食材です。
■疲れを取りたいときにおすすめ!トマトの摂り方
トマトジュースを有効活用する
抗酸化作用が高い「リコピン」は、生のトマトよりもトマトジュースやケチャップなどの加工品の方が吸収率が高いことがわかっています。疲れの要因といわれる活性酸素の除去に役立つことはもちろん、トマトジュースが運動による疲労の軽減につながるという研究結果も明らかになっています。
そのまま飲んでもよいですが、カレーにちょい足ししたり、ミートソースやラタトゥイユ、ミネストローネスープなどの料理に使うのもおすすめです。リコピンは脂溶性なので、オリーブオイルなどのオイルと一緒に使うと吸収率UPにつながります。
料理に活用することで、無理なく吸収率を高められますね。
豚肉や大豆などのビタミンB1を多く含む食材と組み合わせる
“疲労回復のビタミン”と別名がある「ビタミンB1」を多く含む豚肉や大豆などと一緒に摂ることもおすすめです。
豚しゃぶサラダにトマトを加えたり、トマトジュースを使ったミネストローネスープに大豆を加えてもよいでしょう。
レバーやカツオなど鉄を多く含む食材と組み合わせる
「鉄」を多く含むレバーやカツオ、大豆、あさりと一緒にトマトを摂ることもおすすめです。鉄は不足すると疲れを招く場合があるので、疲れやすさを感じているときは特におすすめの成分です。
カツオのたたきサラダにトマトを加えたり、あさりを使ったボンゴレビアンコにミニトマト、もしくはトマトジュースを加えてトマト風味にしても◎。
トマトの「ビタミンC」は鉄の吸収率を高めるので、理にかなった調理法でもありますね。
トマトと疲労回復を助ける他の食材を組み合わせながら、ぜひこの時期の食事に活かしてみてください。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
生産性を上げ、まわりと差がつく5つの栄養素 ライバルを出し抜くために必要なのは「食事」
東洋経済オンライン / 2024年11月21日 10時30分
-
管理栄養士の「3つの“食ルール”」で10歳若返り! 髪・肌・体形の老化を抑制
週刊女性PRIME / 2024年11月10日 7時0分
-
野菜ジュースをグビグビ飲んでも"野菜不足"は解消できない…「健康によさそうな食べ物」の意外なリスク
プレジデントオンライン / 2024年11月9日 9時15分
-
「今年は10月まで暑くてツラかった!」猛暑疲れで、げっそり「老け見え」してる!? リセット&回復に役立つ栄養サプリって?
OTONA SALONE / 2024年11月5日 11時1分
-
「柿酢」は夜に吸収がアップ! 疲れを解消し血圧を抑える【時間栄養学的「気になる食品」】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月31日 9時26分
ランキング
-
1品川イオンスタイル「最強フードコート」の実態 太っ腹にも程がある?自由すぎる食のスポットだ
東洋経済オンライン / 2024年11月24日 12時0分
-
2コンビニ大手3社の「肉まん」「高級豚まん」を実食。この冬に食べるべき“コスパ圧倒的”の肉まんは
日刊SPA! / 2024年11月24日 15時52分
-
3煙草を「のむ」ってわかりますか?古い注意書から気付かされた日本語の変化
よろず~ニュース / 2024年11月24日 12時10分
-
4とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
5ナッツを食べると認知症予防になるのか…理想は1日30g
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月24日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください