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スイカは夏にこう食べて!若返る意外な食べ方2つ

つやプラ / 2023年7月30日 12時0分

スイカは夏にこう食べて!若返る意外な食べ方2つ

夏を代表する食べ物である「スイカ」。水分が多いイメージがありますが、実は老化対策にも役立つと言われています。

ベジ活アドバイザーの筆者が、スイカが老化対策によい理由と、その効果を高める意外なレシピをご紹介します。

■老化対策におすすめ!スイカの栄養素

老化の原因の1つとなるのが、身体の「酸化」です。酸化を防ぐには体内の活性酸素を取り除いて、酸化を抑える「抗酸化物質」を摂っていきましょう。

スイカには、すぐれた抗酸化作用をもつ「β‐カロテン(ビタミンA)」や「ビタミンC」をはじめ、スイカの赤い色素には抗酸化作用が高い「リコピン」が含まれています。

血管の老化を抑える「シトルリン」

スイカから発見された栄養素である「シトルリン」はアミノ酸の一種で、“スーパーアミノ酸”とも呼ばれています。

血管を拡張させる「一酸化窒素(NO)」の生産を促して、血液の流れをよくする働きがあるため、血管の老化を抑える効果が期待されています。

また、「シトルリン」は皮膚の水分保湿因子(NMF)をつくるアミノ酸の一種でもあり、美肌にも役立つと考えられています。

■スイカの老化対策レシピ2つ

(1)スイカのガスパッチョ

スイカに含まれる「β‐カロテン(ビタミンA)」や「リコピン」は、油と一緒に調理すると吸収率が高まります。今回のレシピでは、抗酸化作用が高い「リコピン」が豊富なトマトを、さらにプラスしています。

さっぱりとした味のレシピなので、日々の献立はもちろん、暑さで食欲が落ちてきたときにも、美味しくいただけるレシピです。

材料(1人分)

・スイカ 100g

・トマト 30g

・パン 10g

・キュウリ 10g

・タマネギ 10g

・オリーブオイル、キュウリ 適宜(盛り付け用)

A

・オリーブオイル 小さじ2

・酢 小さじ1

・塩、すりおろしニンニク 適宜

作り方

(1)スイカは種を取り除いてざく切りにし、トマトは洗ってヘタをとってから、ざく切りにします。タマネギは皮をむいてから、ざく切りにします。キュウリは洗って、盛り付け用に一部を取り分けてから、ざく切りにします。

(2)ミキサーにざく切りにした(1)の野菜とパン、Aの材料を全て入れ、全体が滑らかになるまで攪拌します。

(3)(2)を器に盛り付け、盛り付け用のキュウリを散らしたら完成です。

(2)スイカのきんぴら

「シトルリン」は、スイカの果肉だけでなく、とくに皮に多く含まれている成分です。シャキシャキした皮の食感を活かした“きんぴら”を、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

材料(1〜2人分)

・スイカの皮 150g

・ニンニク ひとかけ

・醤油 大さじ1

・みりん 大さじ1

・ごま油 適宜

・白ごま 適宜

作り方

(1)スイカの外皮の硬い部分を包丁で厚めにむきます。千切りにしてから、さっと水にさらします。

(2)ごま油を敷いたフライパンにみじん切りにしたニンニクを入れて、弱火で香りが出るまで炒めます。そこに、水気を切った(1)を入れて、さらに炒めます。

(3)(2)に醤油とみりんを入れて、汁気がなくなるまで炒めます。器に盛りつけて、白ごまを散らせば完成です。

「スイカ」は水分補給だけでなく、老化対策としても優秀な食材です。簡単に作れるレシピを活用して、夏の健康やキレイに役立てていきましょう。

(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)

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