ボブで老け見え！？40・50代のNGボブヘアの特徴

加齢によるエイジング毛や夏の暑さにより髪をすっきりさせたいと思い、「ボブヘア」にされる方も多いのではないでしょうか。ですが、せっかくスタイルチェンジしたのにしっくりこないと感じる方もいらっしゃるでしょう。

それは、もしかしたらヘアスタイルでお悩みをカバーできていないからかもしれません。

美容師の筆者が、老け見えするNGボブヘアの特徴と40・50代に人気のボブヘアをご紹介します。

■40・50代の老け見えしないボブヘアのポイント

・顔がリフトアップして見える

・ペタンコや薄毛などのお悩みをカバーできている

・毛先がまとまっている

せっかくスタイルチェンジをするなら、若々しくつやのあるまとまったヘアスタイルを楽しみたいですよね。

また、40・50代は顔のたるみも気になる年齢。あごラインがきゅっと上がったシルエットは、リフトアップして見えますよ。

■老け見えするNGボブヘアの特徴

・毛先がパサついて広がっている

・トップがペタンコになり、年齢によって細くなった髪が余計に強調されている

・顔のたるみが強調され、全体的に顔と髪の面積が大きく見えている

毛先がパサついて広がってしまうと、トップが余計にペタンコに見えてしまいます。ボリュームを出すためのカットの位置は一つに絞った方が良いため、トップをふんわりさせたい方は毛先をタイトなシルエットにすることをおすすめします。

顔のたるみが気になる方は、あごラインより上の位置にボリュームを出すことで、よりきゅっとリフトアップしたかのようなシルエットになります。

■40・50代に人気のボブヘア3つ

(1)トップがふんわりとしたシルエット

画像提供　Mayu（arc／千駄ヶ谷）

顔周りや毛先に段を入れることでまとまりやすくなり、トップがふんわりとしたシルエットになっています。髪が細くなりペタンコ髪が気になる方は、メリハリをつけることでボリュームアップして見えますよ。

たるみが気になるあごラインは、内側から毛量調整をしてすっきりとしたラインに。毛先を少し重ために仕上げることで、ドライヤーで乾かしただけで髪が内側に入りやすくなります。

(2)毛先がまとまりやすいシルエット

画像提供　Mayu（arc／千駄ヶ谷）

年齢を重ねると、毛先が乾燥しやすくなってきたと感じる方もいらっしゃるでしょう。パサパサとした髪はまとまりにくく、老けた印象や疲れた印象を与えてしまいます。

毛先が乾燥しやすいなと感じる方は段差を控えて、まとまりやすいスタイルにすることをおすすめします。

仕上げに濡れたような質感の出るバームやオイルを使用すると、ナチュラルな束感が出て今っぽい雰囲気の仕上がりになりますよ。

(3)顔がリフトアップして見えるシルエット

画像提供　Mayu（arc／千駄ヶ谷）

あごラインのたるみが気になる方は、あごラインよりも少し上の位置にボリュームをもってくることでリフトアップして見えます。軽めのレイヤースタイルはトップにもボリュームが出てふんわりとして見えるため、ペタンコ髪が気になる方にもおすすめです。

毛先の乾燥が気になる方が軽くしすぎるとパサつきやすくなるため、担当の美容師さんとよく相談してくださいね。

今回は、老け見えするNGボブヘアの特徴と40・50代に人気のボブヘアをご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。

（美容師／ヘアメイク／セミナー講師　Mayu）