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老け肌の原因に!寝る前のNG習慣4つ

つやプラ / 2023年8月9日 19時30分

老け肌の原因に!寝る前のNG習慣4つ

「寝つきが悪い」「眠りが浅くて目が覚める」「寝たはずなのにだるい」など、年齢とともに睡眠の悩みが増えた……という方は多いのではないでしょうか。

さらに肌の調子も気になっているなら、一度“睡眠の質”を見直してみませんか?

コスメコンシェルジュの筆者が、老け肌の原因につながる「寝る前のNG習慣」をご紹介します。

■肌の不調に「睡眠」が関係する!?

「睡眠」と「美肌」には、深い関係があることをご存知でしょうか? “美肌は夜につくられる”と言いますが、これにはちゃんとした理由があります。

私たちが眠るときには「成長ホルモン」と「睡眠ホルモン」が分泌されていて、いずれも美肌に役立つと言われています。

成長ホルモンは、ターンオーバーの促進をサポートし、肌の新陳代謝を促す働きや疲労回復作用があります。

一方、睡眠ホルモン(メラトニン)は、体内時計に働きかけて自然な眠りを誘うのはもちろん、強力な抗酸化力を持っています。

若々しい美肌をキープするためにも、睡眠の質を大きく左右する「寝る前の習慣」を、ぜひ振り返ってみましょう。

■今日からやめたい!眠る前のNG習慣

(1)食事をとる

寝る直前に食事をすると、消化が睡眠の妨げとなって、眠りが浅くなる場合があります。夜の食事は、寝る3時間前までにすませておきたいところです。

どうしても遅い時間に食べる場合は、おかゆや雑炊、豆腐などの消化をしやすいものを選びましょう。

(2)カフェインをとる

コーヒーなどの「カフェイン」が入った飲み物を寝る前に摂取すると、脳が覚醒して寝つきが悪くなる場合があります。

カフェインの効果が薄れてくる時間は平均4時間程度と言われ、個人差や摂取量によって大きな差があることがわかっています。

ぐっすり眠るためにも、午後3時頃より後はカフェインを摂取しないよう意識してみてください。それ以降は、ノンカフェインの麦茶やルイボスティーを飲むようにしましょう。

(3)熱いお風呂に入る

寝る直前に熱いお風呂に入ると交感神経が優位になりやすく、脳が興奮状態になって入眠しづらくなってしまいます。布団に入る時間は、入浴後、体温が下がる1時間半~2時間後がベスト。

寝る直前にしかお風呂に入れない日は、38度くらいのぬるま湯に入りましょう。

(4)スマートフォンやテレビを見る

夜に「ブルーライト」などの明るい光を浴びると体内時計に作用し、脳が昼間の時間帯だと勘違いすることで、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑制して眠れなくなると考えられています。

また、SNSなどの情報に触れることが刺激となり、脳が覚醒する場合があるといわれています。寝室ではスマートフォンやテレビを見ず、ゆっくり過ごすようにしましょう。

睡眠の質を高めることは、健康はもちろん、美肌への近道にもなります。ぜひ毎日の習慣を見直して、理想の美肌を叶えていきましょう。

(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)

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