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更年期の髪のうねりを改善!お家でできる簡単対策

つやプラ / 2023年9月23日 19時30分

更年期の髪のうねりを改善!お家でできる簡単対策

年齢を重ね、「髪のうねり」が気になってきたという方も多いのではないでしょうか?

美容師の筆者が、更年期に髪がうねる主な原因と、自宅でできる髪のうねり対策をご紹介します。

■更年期に髪がうねる主な原因

頭皮のたるみ

年齢を重ねるにつれ、頭皮のハリはなくなっていく傾向にあります。ハリのなくなった頭皮はたるんでしまうため、新しく生えてくる髪はうねりやすくなります。

そうなると、今までストレートヘアだった方でも、うねってしまう場合があるでしょう。

また、頭皮のたるみは顔のたるみとも関係しており、おでこのシワを招く場合があります。

毛髪内部の水分バランスの乱れ

加齢と共に髪が細くなると栄養保持力も減ってしまい、毛髪内部の髪の水分量も減っていきます。髪の水分量が減ると、髪はうねりやすくなります。

水分量の減少は髪の乾燥も招くので、対策が必要です。

■自宅でできる!髪のうねり対策

頭皮マッサージ

髪のうねりの主な原因となる頭皮のたるみは、頭皮マッサージをすることでケアすることができます。習慣づけるために、無理のない範囲で入浴中に取り入れることもおすすめです。

やり方

(1)両手の平で頭皮を包み、やさしく円を描くように動かします。

写真のように、生え際から頭頂部のゴールデンポイントに向かって、頭皮を引き上げるように徐々に両手の平を動かしていきましょう。

(2)次に、少し指を立てて細かく頭皮を動かしていきます。ご自分が心地よいと思う力の強さで行ってください。

(3)(4)頭皮を動かした後は、頭頂部から首に沿ってリンパを流しましょう。

内部補修トリートメントでしっかり保湿

髪のうねりは、髪が乾燥することにより悪化を招きます。髪の水分量が10%を下回ると乾燥が進んでいると考えられますので、保湿効果の高いアミノ酸系のシャンプーの使用をおすすめします。

美容室で、髪の水分量の計測ができる場合もあります。その際、ご自分に合った内部補修系トリートメントの施術ができる場合もあるので、試してみると良いでしょう。

髪に必要な「ケラチン」や「アミノ酸」を配合した毛髪補修成分の高いトリートメントを使うと、髪のうねりを抑えることができます。

ドライヤーの乾かし方

うねりだした髪のおさまりを良くするためには、ドライヤーの乾かし方も大切です。半乾きやぬれっぱなしの状態で髪を放置してしまうとうねりやすくなってしまうため、しっかり乾かしましょう。

やり方

ドライヤーを下方向からあて、根元を軽く引っ張るようにして持ち上げながら乾かしていきます

(1)ドライヤーを下方向からあて、根元を軽く引っ張るように髪を持ち上げながら乾かしていきます。根元は最も髪が密になっている部分なため、乾きにくいです。ドライヤーを下からあてることで、根元付近をしっかりと乾かすことができます。

(2)根元をしっかり乾かしたら、毛先を乾かしましょう。毛先のおさまりを良くするためには、ドライヤーを上方向からあてて毛先が内側に入るように乾かしてください。

髪全体が80%くらい乾いたら、ドライヤーの風を冷風にしましょう。冷風をあてるとキューティクルが整い、つやのある仕上がりになりますよ。

今回は、更年期に髪がうねる主な原因と、自宅でできる髪のうねり対策をご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。

(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)

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