保存版!おいしい夏野菜「トマト・なす・キュウリ」の選び方
つやプラ / 2016年7月14日 12時0分
夏に旬を迎える野菜たち。中でもトマト・キュウリ・ナスの夏野菜三銃士は、食卓への登場回数も多いのではないでしょうか。そこで今回はLARの人気記事の中から、とびきりおいしいトマト・キュウリ・ナスを見分ける方法を一挙ご紹介します。買い物のときの参考にして、夏野菜マスターを目指しましょう!
■丸いとおいしい!?トマトの選び方4つ
1:ヘタが青く元気なもの
トマトの水分はヘタを中心に蒸発していきます。そのためヘタの様子から瑞々しくて新鮮なトマトを選ぶことができるのです。ヘタがツンと張っていて、青々としているトマトを選びましょう。黒ずんでいたり黄色くなっていたり、変色の多いものは新鮮ではありません。
2:全体の色味にムラの少ないもの
トマトの実は、ヘタの周辺が緑色から黄色に近く、おしりの部分は鮮やかな赤色をしています。全体の色味にムラがなく濃い赤色のトマトは、十分に成長し栄養を多分に蓄えているといえます。赤色の代表格であるトマトですが、スーパーに並んでいる中から最も鮮やかなものを選ぶだけでも、かなり新鮮でおいしいものを購入することができます。
3:固くて重いもの
身がぎっしりと詰まっていて、空洞の少ないトマトのほうが重くなります。スーパーで並んでいるトマトを持ち比べて、最も重いものを選ぶと、中身のあるおいしいトマトを選ぶことができます。重さと同時に、固さもきちんとチェックしましょう。ぶよぶよと柔らかいものはオススメできません。きちんと皮が張っていて固いものの方が、新鮮で中身が詰まっている確率が高いといえます。
4:いびつでなく、より球体に近いもの
ゴツゴツといびつな形をしているトマトは、身が少なかったり、内部に空洞や余分な水分が多い可能性が。対して、より球体に近いトマトは、瑞々しい身がしっかりと詰まって中から皮を押し広げているため、きれいな形をしていることが多いのです。
いかがでしたか? トマトは夏に限らず、一年を通してあらゆる料理に使用されます。ぜひ今回ご紹介した「トマトの選び方」を参考にして、スーパーに並んでいる多くのトマトから、最も新鮮でおいしいものを購入してください。
■トゲは痛いほどイイ!?新鮮でおいしいキュウリの見分け方5つ
1:太さが均一
途中で太さが変わり、一部分だけ細かったり太かったりするものは、成長過程できちんと栄養が行き渡らなかった可能性があります。全体的に適切な太さを保っていても、一部分でも急な膨らみがあるキュウリは避けたほうが無難です。水分や空気が溜まっていて、一本丸ごとおいしくいただけない場合があります。
2:ヘタが緑で、元気なもの
ヘタはキュウリ本体と同じ色をしていて、元気なものが新鮮です。時間を経て劣化していくほどヘタの色は黄色がかり、しなびていきます。新鮮なキュウリを選びたい場合は、ヘタを指標にすると分かりやすいのでオススメです。
3:トゲが元気
新鮮なものほど、トゲが元気に立っています。水分が抜けてくるとトゲは低くなり、固さも失われます。手で持った際に、皮膚に引っかかって痛いくらいの固さがベストです。
4:濃い緑色のもの
濃い色は、きちんと栄養が行き渡って立派に成長した証です。キュウリは時間を経るごとに黄色く変色していきますから、深い緑色をしているキュウリほど新鮮だと判断できます。
5:「ブルーム」のあるもの
ブルームとは、キュウリの表面に現れる白い粉のようなもの。乾燥や雨に対する自衛手段として、キュウリが自ら作る成分です。農薬と間違われることが多かったため、ブルームの出ないキュウリが作られるようになり、そちらが主流になりました。昔のキュウリにはこのブルームが付いているのが一般的でした。数は少ないですが、現在でもブルーム付きのキュウリを見かけることがあります。ブルームにきちんと表面を保護されて育ったキュウリは、瑞々しく、歯触りもいいためオススメです。
いかがでしたか? キュウリは水分を多く含んでいるため、より新鮮なものを選んで購入しないと、すぐに悪くなります。ぜひ今回の記事を、スーパーに並んでいる数多くのキュウリから、最も新鮮でおいしいものを選ぶ参考にしてください。
■ツヤツヤが◎!?おいしいナスの見分け方5つ
1:ヘタとガクが元気
ヘタの様子で、ナスの鮮度を見極めることが出来ます。濃い紫色で、ツンと立っているヘタは、出荷から時間が経っていない証拠。なるべく元気なヘタがあるナスを選ぶことで、新鮮な物を購入することができます。ヘタのすぐ下にあるガクも、より元気な物を選びましょう。ガクには粒のようなトゲがありますが、しおれていないものが新鮮です。
2:色が深く、ツヤのある物
ナス本体の色がより深く、ツヤのあるものを選びましょう。ナスの色は時間を経て劣化するほど茶色に変化し、水分が抜けて艶を失います。日光を十分に浴びて立派に成長したナスほど、深い紫色をしている傾向にあります。
3:ヘタのすぐ下の「首」が太い
十分に成長しきっていない未熟なナスは、「首」とよばれるヘタのすぐ下の部分が細い傾向にあります。きちんと首が太く全体的にずっしりと重みのあるナスは、十分な栄養を吸収して食べごろを迎えています。
4:張りがあって重い
ナスは水分を多く含む野菜。張りがありズッシリと重いもののほうが、そうでないものよりも新鮮です。手で持った際に張りがあり、つるつるしているものを選ぶのがオススメです。
5:「ヘタと身の間が2cmくらい」が食べごろ
食べごろを過ぎると、ヘタと身の間の薄紫色の部分の幅が伸びていきます。熟し過ぎたナスは身が縮まり、味と鮮度が落ちているためオススメ出来ません。ヘタと身の間の薄紫色の部分の幅は、1.5cmから2cmほどのものが理想的です。これを基準に、これからすぐに調理する場合は2cm、まだすぐに使用しない場合は1.5cmなど、最も美味しいタイミングで食べられそうなナスを選びましょう。
いかがでしたか? ぜひ今回の記事を参考に、より新鮮で美味しい夏野菜を選びぬいてくださいね。
(LAR編集部)
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