頑固なセルライトに!自分でできる簡単対策5つ
つやプラ / 2023年9月7日 20時30分
![頑固なセルライトに!自分でできる簡単対策5つ](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/lar/lar_505493_0-small.jpg)
皮膚がでこぼこした状態になる「セルライト」。悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
セルライトをなくすためには、その原因やタイプを知り、自分に合った対策を行うことが大切です。
エステティシャン歴20年の筆者が、セルライトができる原因やタイプを解説し、自分でできる対策をご紹介します。
■セルライトの原因とタイプ
セルライトの主な原因は、脂肪細胞が皮下組織に固まり、繊維の束に引っ張られてできることです。
遺伝的な要因や生活習慣、妊娠や更年期などのホルモンバランスの乱れなどが影響を与えるとされています。
セルライトには大きく分けて柔らかいタイプと硬いタイプがあります。それぞれに合った対策を行うことが効果的です。
柔らかいタイプのセルライト
全体の約50%を占める「脂肪型」
セルライトの中でもっとも多いタイプです。運動不足や食生活の乱れが原因で、脂肪細胞が膨らんでセルライトを形成します。
皮膚をつまんだときにボコボコとした感触があります。ダイエットや運動で改善できる可能性が高いタイプです。
全体の約35%を占める「むくみ型」
冷え性やリンパの流れの悪さが原因で、余分な水分や老廃物が脂肪細胞の周りに溜まってセルライトを形成します。
皮膚が張っている感じがあります。マッサージや温めることで代謝を促進し、セルライトを解消できる可能性がありますよ。
硬いタイプのセルライト
全体の約10%を占める「線維化型」
長期間放置されたセルライトが硬化して、線維組織に変化したものです。
皮膚表面にオレンジピールスキンと呼ばれる凹凸が目立ちます。
自分で除去することは難しく、エステや専門機関での施術が必要な場合が多いタイプです。
全体の約5%を占める「筋肉質型」
極めて少ないタイプです。過去にスポーツなどをしていたけれど、今は運動不足で筋力が衰えている人に見られるケースです。
皮膚表面に凹凸はあまり見られませんが、触ったときに硬い塊を感じます。エステや専門機関での施術や自宅での長期的なケアが必要なタイプです。
■自分でできるセルライト対策5つ
セルライトを改善するには、以下のような対策を行うことがおすすめです。日頃から気を付けて実践してみてくださいね。
(1)食事:バランスの取れた食事を習慣に
脂肪や糖分、塩分を過剰に摂取せず、食物繊維や抗酸化物質を含む野菜や果物を積極的に摂取しましょう。
(2)運動:有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせる
有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせて行うことで、脂肪を燃焼し、筋肉を発達させます。
ウォーキングやサイクリング、ヨガなどが効果的ですよ。
(3)血流・リンパの流れを促進:マッサージを行い体を温める
セルライトができやすい部位を指圧やローラーマッサージで刺激することで、血液やリンパの流れを促進し、セルライトの見た目を軽減できます。
また、お風呂にゆっくり入ったり、温かい飲み物を摂ったりするなどして、血流やリンパの流れを促進しましょう。
(4)保湿:毎日お肌をしっかりと保湿ケア
乾燥した皮膚はセルライトを目立たせやすくします。保湿クリームやオイルで肌をしっかりケアしてくださいね。
(5)水分摂取:代謝を促進して老廃物を排出
ミネラルウォーターなどで十分な水分摂取をして代謝を促進し、老廃物を排出しましょう。
以上、セルライトができてしまう原因やタイプ、そして自分でできる改善対策についてご紹介しました。セルライトは一朝一夕には消えませんが、毎日コツコツとケアしていくことで徐々に改善していくものです。
ぜひ参考にしてくださいね。食事や運動、ケアを通じてセルライトを減少させ、健康な肌を手に入れましょう。
(エステティシャン・アロマ師 生出 和恵)
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