毛穴がどんどん広がる…40・50代の「たるみ毛穴」改善策
つやプラ / 2023年10月1日 19時30分
![毛穴がどんどん広がる…40・50代の「たるみ毛穴」改善策](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/lar/lar_511745_0-small.jpg)
年齢とともに徐々に毛穴が広がり、気がつけば縦方向に伸びて“涙型”になっているという方は多いのではないでしょうか。
頬にこの「たるみ毛穴」が見られるようになったら、早めに対策を取ることが大切です。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、40・50代のたるみ毛穴の原因と、自宅でできるケア方法をご紹介します。
■40・50代のたるみ毛穴の原因
たるみ毛穴の主な原因として、肌のハリや弾力の低下が挙げられます。下記のような背景が考えられますので、参考にしてみてください。
真皮のコラーゲンやエラスチン、表情筋の低下
年齢を重ねると、肌のハリや弾力に関わる真皮の「コラーゲン」や「エラスチン」が減少していきます。その結果、たるみ毛穴につながることがあります。
また、顔には複数の表情筋があり、皮膚とつながっています。そのため、表情筋が衰えることもたるみ毛穴の原因につながります。
糖化
糖分の高い食品は、体内の余分な「タンパク質」と結びついて糖化を招き、たるみ毛穴へとつながることがあります。
乾燥
乾燥により肌のハリや弾力が低下すると、たるみ毛穴へつながることがあります。
また、乾燥により過剰な皮脂分泌を引き起こすと、それが毛穴の開きや詰まりを招き、たるみ毛穴へとつながることがあります。
紫外線ダメージの蓄積
紫外線ダメージが蓄積されると真皮の「コラーゲン」や「エラスチン」が劣化して、たるみ毛穴へとつながることがあります。
無理なダイエットや不規則な生活
無理なダイエットや不規則な生活はホルモンバランスの乱れを招き、「コラーゲン」や「エラスチン」の生成などに悪影響を与える場合があります。
その結果、肌のハリや弾力が低下すると、たるみ毛穴へとつながる可能性があります。
睡眠不足や睡眠の質の低下
睡眠不足や睡眠の質の低下は、肌のターンオーバーの乱れにつながります。そうなると、肌老化の加速を招き、たるみ毛穴につながることがあります。
■自宅でできる!たるみ毛穴対策6つ
自宅でできるたるみ毛穴対策は、下記の通りです。
(1)保湿をする
肌が乾燥しているとハリや弾力の低下を招くので、十分に肌を保湿することが大切です。
肌の保湿性を高める効果が期待できる「セラミド」「リピジュア」「ヒアルロン酸」などが配合された化粧品を使用しましょう。
(2)コラーゲンの生成に作用する成分が配合されたコスメを使う
肌のハリや弾力を高めるためには、「レチノール」や「ビタミンC」などのコラーゲンの生成に作用する成分が配合されたコスメを取り入れましょう。
(3)紫外線対策をする
肌のハリ・弾力の低下を防ぐためには、しっかりと紫外線対策をすることが大切です。
紫外線は季節や天候に関係なく、室内にも降り注いでいます。そのため、起床したらなるべく早くスキンケアをすませ、日焼け止めを塗りましょう。3時間を目安に、日焼け止めを塗り直すことも大切です。
日傘や帽子、サングラスなども併用しましょう。
(4)タンパク質をしっかり摂取し、バランスの良い食生活を
肌のハリ・弾力を高めるためには、食生活を見直すことも大切です。
肉、魚、大豆、卵、乳製品などの「タンパク質」を含む食材を積極的に摂取することは、肌のハリ・弾力に関わる「コラーゲン」のためには欠かせません。
また、偏った食事はコラーゲンやエラスチンの質に悪影響を与える場合があるので、バランスの良い食生活を心がけましょう。
食事から必要な栄養素を補給するのがむずかしい場合もあります。そのため、必要に応じてサプリメントも柔軟に取り入れましょう。
コラーゲンの生成に関わる「ビタミンC」や「鉄分」、「コラーゲンペプチド」などを積極的に摂取しましょう。
(5)十分な睡眠をとる
40・50代は、ホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れると、不眠に悩まされる場合もあります。そのため、睡眠時間を長く確保できなくても、睡眠の質を高めることを心がけましょう。
例えば、スムーズな入眠ができるように就寝1時間前からスマホを控えたり、アロマを取り入れたりしてリラックスしたりすることをおすすめします。
また、寝返りが打ちやすいように、パジャマや睡眠環境を見直すことも大切です。
(6)糖質の高い食品は控えめにする
糖質の高い食品を控えるほか、食事の際は急激な血糖値の上昇を防ぐために低糖質の食品から口にすることも大切です。
「たるみ毛穴」があると、ファンデーションが毛穴に落ちて悪目立ちすることがあります。そういったお悩みを化粧下地などでカバーしつつ、長期的にコツコツとたるみ毛穴対策を続けていきましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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