老け見え注意！40・50代がしてはいけないシャツコーデ

気持ちのいい秋風が吹くこの季節は、定番の「シャツ」でさわやかに過ごしたいですよね。しかし、着こなし方によっては“老け見えコーデ”になってしまうかもしれません。

スタイリストの筆者が、40・50代が注意すべきシャツの着こなしと、おすすめのシャツコーデをご紹介します。

■40・50代が注意すべきシャツコーデ

オーバーサイズシャツ＋スキニーデニム

定番のシャツコーデといえば、オーバーサイズシャツにスキニーデニムの組み合わせです。

もちろん、定番なので間違ってはいませんが、この着こなしは体型のバランスが整っていることが、オシャレ見えの条件となります。

上半身もしくは下半身にボリュームがある場合、着用した時のシルエットを見て、全体的なバランスに気をつけましょう。

くすみカラーのとろみシャツ＋黒ボトムス

トップスの色選びは、顔映りに大きく影響します。

一時期ブームであった「くすみカラー」は肌馴染みが良く、大人世代でも取り入れやすい人気のカラーです。

しかし、くすみカラーをメインにして全体的に落ち着いた配色にすると、途端に老けて見えやすくなります。とくに、ボトムスが黒いと一気に老け込みやすいため、配色には気をつけましょう。

さらに、シャツの素材がハリのあるものではなく、くたっと肌に吸い付くようなとろみ素材だと、シルエットに立体感が出ないため貧相に見えやすいです。

くすみカラーかつ、とろみ素材のシャツは、とくに要注意なアイテムです。カラーや素材にも注意を払って、アイテムを選んでくださいね。

■40・50代におすすめのシャツコーデ3つ

(1)シャツ＋ハイネックコーデ

（コットンオックス シャツ／23区　税込価格16,940円）

インナーにハイネックを仕込んだ重ね着は、首元の寒さをしっかりカバーできるうえ、簡単におしゃれ見えできるスタイルです。

シャツはオーバーサイズでもOKですが、ボトムスはやや細身のストレートパンツを選び、ほどよくすっきり着こなしてくださいね。

(2)シャツ＋ニットベストコーデ

（コットンサテンシャーティング シャツ／ICB　税込価格20,900円）

シャツ＋パンツのシンプルコーデにニットベストを重ねるだけで、一気におしゃれ度はアップします。重ね着に活躍するニットベストは、今季もトレンドアイテムのひとつと言えるでしょう。

手持ちの白シャツ＋黒パンツにニットベストを重ねると、すぐに“脱・マンネリコーデ”が叶います。シャツは着丈の長いオーバーサイズシャツだと、バランスをとりやすくなります。

(3)クロップドシャツ＋ワイドパンツ

（イージーケア クロップド シャツ／UNFILO　税込価格6,990円）

昨今人気のシャツといえば、着丈が短いクロップドシャツ。大人世代が気になりやすいお腹も、ハイウエストのワイドパンツと組み合わせると、チラ見えを防ぐことができます。

きちんと感を演出するために、シャツはボタンを閉じて、シンプルなワンツーコーデを楽しんでくださいね。

■美シルエット＆重ね着がポイント

大人のシャツコーデは、ご紹介した「シルエットのバランスが美しい着こなし」または「ニットベストやハイネックインナーなどを加えた重ね着コーデ」がおすすめです。ほんの少しの差ですが、コーデにプラスαを加えるだけでおしゃれな印象が叶いますよ。

バッグやスカーフなどの小物アレンジも加えれば、完璧な秋のシャツコーデに仕上がります。ぜひ、皆さんも試してみてくださいね。

※各商品の情報は記事公開時のものです。

（ファッションスタイリスト・ライター　角　佑宇子）