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●●で寝ると睡眠の質悪化!? 40•50代がしてはいけない寝方

つやプラ / 2023年12月3日 12時0分

●●で寝ると睡眠の質悪化!? 40•50代がしてはいけない寝方

「より良い眠りを得るためにどんな姿勢で寝ればいいのか?」と悩む人は多いのではないでしょうか。

しかし、実は寝姿勢については細かく考える必要はありません。

女性の体型改善専門パーソナルトレーナーの筆者が、体調管理や体型管理のための、睡眠時の大切なことをご紹介します。

■睡眠時に大切なのは?

寝起きが絶好調になる!?40・50代が注意すべき寝姿勢

寝姿勢についてあまり細かく考える必要はありませんが、寝返りがうちやすいかどうかは気にしたいところ。睡眠の質や筋肉、姿勢にとってとても大切になります。

その理由は3つあります。

(1)圧迫を分散するため

1つ目の理由は、体にかかる圧迫を分散させ、関節の負担を減らすためです。

ずっと同じ寝姿勢で一晩を過ごすと、マットレス・敷き布団と体が圧迫される位置がずっと同じになり、関節に負担がかかって痛みにつながる可能性があります。

それを分散させるためには、寝返りが必要になります。

(2)筋肉をほぐすため

2つ目は、筋肉をほぐして柔らかくするためです。

ずっと同じ寝姿勢でいると、関節が動かないため筋肉が伸び縮みせずに固まってしまいます。

すると血流が悪くなり、さらに新陳代謝が悪くなる可能性も高まります。また、柔軟性の低下から姿勢が悪化し体型の悪化にもつながってしまいます。

ですから、筋肉をほぐすためにも寝返りが大切です。

(3)蒸れを防ぐため

3つ目は蒸れを防ぐためです。

ずっと同じ寝姿勢でいると、布団内の湿度が高まってきて蒸れてしまいます。

睡眠の質を高めるためには適度な室温・湿度が大切なため、適切な湿度を保つためには寝返りをうつ必要があるのです。

■1つの寝姿勢にこだわる必要はない

このように、身体の調子を良くするのには寝返りを適切にうつことがとても大切なため、1つの寝姿勢にこだわる必要はありません。

例えば、「肩こり・姿勢改善のために手を上げて寝た方がいい」などといわれることがありますが、そもそもその姿勢を維持し続けること自体、体に負担がかかります。

ですから、適切に寝返りをうてる状態を作ることが大切なのです。

■「うつぶせ寝」はできるだけ避けた方が良い

寝姿勢にあまり細かくこだわる必要はありませんが、あおむけ寝と横向き寝に比べると、うつぶせ寝は避けた方が良いと考えられます。

うつぶせ寝では胸部を圧迫し、睡眠時の呼吸が浅くなったり、首・肩周りの姿勢が不自然になり姿勢が悪化してしまったりする可能性があります。

もちろん、気持ちよく眠れて問題が出ていないなら特に問題はありませんが、あおむけ寝と横向き寝と比較して調子が悪ければ、うつぶせ寝は避けた方が良いでしょう。

■寝返りを気持ちよくうてる「環境作り」が大切

快適な眠りにとてもたいせつな寝返りを、自然にうてる睡眠環境を作ることが重要です。

特にマットレスと枕は大きな影響があります。

マットレスは体に最も触れている部分が大きく、体重もかかっている寝具です。睡眠において最も大切な寝具といって過言ではないでしょう。

このマットレスは、柔らかすぎると寝返りがうちにくくなってしまいます。寝返りに支障がでない適度な固さのマットレスを選ぶと良いでしょう。

枕も同様に、柔らかすぎると寝返りがうちにくくなります。特によく使われる低反発の枕は要注意。スムーズに寝返りがうてる固さで心地よいものを選びましょう。

睡眠は体調管理にも体型管理にもとても影響がでるものです。気持ちの良い睡眠のためにも、しっかりと寝返りをうてる睡眠環境を作って、気持ちよく一日を過ごしましょう。

(パーソナルトレーナー 藤本 千晶)

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