若見え肌の人が絶対にしないスキンケア4つ
つやプラ / 2023年12月9日 19時30分
年齢を重ねていくと気になるのが「老け見え」。誰しも歳を重ねていきますが、できれば実年齢より若くイキイキとしていたいですよね。
そのために必要な、「適切なスキンケア」はできていますか?
ヘルス&ビューティーコンシェルジュの筆者が、肌が若く見える人が絶対やらない、NGスキンケアをご紹介します。
■肌が若く見える人の特徴は?
若々しく美しい肌を持つ人には多くの共通点があります。
美容業界では、美肌の基本条件として「うなはだけつ」という考え方があります。
どんな状態を表しているか紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
美肌の基本条件「うなはだけつ」
「う(うるおい)」 肌が乾燥していない、うるおいがたっぷりある状態
「な(なめらか)」 ゴワつき・ざらつきなどがなく、つるんとした状態
「は(ハリ)」 肌がピンとはって、ハリがある状態
「だ(弾力)」 肌が柔らかくモチモチした、弾力ある状態
「け(血色)」 血色が良く、健康的な状態
「つ(ツヤ)」 くすみなどがなく艶やかな状態
■若見え肌から遠ざかる!NGスキンケア
美肌を保ち、肌が若く見えるためには「うなはだけつ」を乱さないスキンケアが大切です。
「うなはだけつ」を満たすために、絶対避けたいNGスキンケアを紹介します。
(1)うるおい不足になるスキンケア
・スキンケアは化粧水だけ
・1回の使用量が推奨量より少ない
まず気をつけたいのが「水分不足」です。水分不足は、「うなはだけつ」全ての悩みにつながりますので、しっかり注意しておきましょう。
うるおいを保つスキンケア
スキンケアでは適量の水分を与え、逃さないようにすることが大切です。
そのため、与えた水分を逃さないように油分を与えるようにしましょう。
使用量は商品に記載されている推奨量を使用するようにし、記載がない場合は500円玉1〜2枚分くらいを目安に調節してみてください。
「水分と油分のバランスがわからない」という人は、朝起きて洗顔前にお肌に触れてみるのがおすすめです。カサカサしていたら水分を、ベタベタしていたら油分を調整して、自分に合った量を見つけてくださいね。
(2)摩擦を起こすスキンケア
・洗顔時のゴシゴシ洗い
・タオルや拭き取り化粧水での摩擦
・スキンケア塗布時の摩擦
水分と共に注意したいのが「摩擦」です。摩擦はバリア機能の低下や、敏感肌にもつながります。
「メイクや汚れをキレイに落とそう」と思うあまり、しっかり洗っている人は要注意です。
また見落としがちなのが、スキンケア塗布時に起こる摩擦です。使用量が少なくて起こる摩擦と、塗り重ねによる摩擦です。
気づきにくいですが、肌に触れて伸ばしている瞬間に、少なからず摩擦は起こっています。
摩擦を避けるスキンケア
泡立つタイプの場合はたっぷりの泡で肌を包むように洗い、泡立たないタイプの場合は肌をなめらかにすべるような量を使用し、できる限り強い摩擦や圧をかけないようにしましょう。
洗顔後も、タオルでゴシゴシ拭いたり、拭き取り化粧水などでこすりすぎたりしないように注意してください。
スキンケアアイテムは、推奨量を使用するようにしましょう。
またスキンケアで刺激を感じるような時は、極力肌に触れる回数を減らしてみるのもおすすめです。
(3)過度な角質ケア
・スクラブ洗顔が基本
・角質ケアは推奨頻度以上
上記のような習慣のある人は注意しましょう。
古い角質ケアに便利な「角質ケア」も、やりすぎは刺激になります。
酵素洗顔やスクラブといった角質ケアは、古い角質が溜まっている時には効果的ですが、角質にはバリア機能があるため、除きすぎるのは危険です。
適切な角質ケアを
「角質層(コルネオサイト)が美肌の原点である」という考え方(=コルネオセラピー)もあるほど、角質は大切な組織ですので、商品の推奨頻度の範囲で行うようにしましょう。
(4)日焼け止めなしの生活
・季節によってUVケアはしない
・UVケアは塗り直さない
刺激から肌を「守る」ケアも忘れないようにしましょう。
一年を通してしっかり紫外線ケアを
季節によって変動はあるものの、紫外線は一日中降り注いでいます。
常に「SPF50+」「PA++++」である必要はありませんが、一年を通して紫外線対策はしておきましょう。
また、汗やマスクによる摩擦などでとれてしまった場合は、こまめに塗り直しも忘れずに。
スキンケアを中心にお伝えしましたが、他にも「不規則な生活習慣」や「偏った食生活」、「過度なストレス」や「喫煙」なども若々しい肌印象から遠ざかる要因になりえます。この機会にできることから整えて、素敵に輝いてくださいね。
(ヘルス&ビューティーコンシェルジュ 西川美佐子)
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