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栄養士が教える甘酒のNGな飲み方3つ

つやプラ / 2023年12月27日 12時0分

栄養士が教える甘酒のNGな飲み方3つ

高い痩せ効果が期待できる「甘酒」ですが、飲み方によっては太ってしまう場合があります。

管理栄養士の筆者が、太りやすい甘酒のNGな飲み方と、痩せ効果を高める飲み方をご紹介します。

■甘酒の痩せ効果

「甘酒」は甘い飲み物ですが、なぜ痩せ効果があるのでしょうか?

甘酒には、「オリゴ糖」や「食物繊維」が含まれており、腸内環境を整える効果があります。腸内環境が整うと、栄養素の消化・吸収がスムーズに行われるため、代謝が上がり痩せやすい身体に導かれます。

また、甘酒には「ビタミンB群」も豊富に含まれていることから、糖質やタンパク質などの栄養素の代謝が促されることも、痩せやすい体質に近づける理由のひとつとなります。

痩せ効果が高い甘酒ですが、飲み方によっては逆効果をもたらすことがあります。以下のような飲み方をしていないか、チェックしてみてください。

■太りやすい甘酒の飲み方3つ

(1)酒粕甘酒を選ぶ

甘酒には「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類があります。

米麹甘酒は米と米麹だけで作られており、ノンアルコールである一方、酒粕甘酒は酒粕を水に溶かして砂糖を加え飲みやすくしており、アルコールを含みます。

ダイエットが目的であれば、砂糖を含まない米麹甘酒を選ぶのがおすすめ。

とはいえ、酒粕から作られた甘酒も、発酵により「アミノ酸」や「βグルカン」などのさまざまな栄養素が含まれているため、飲んではいけないわけではありません。

酒粕甘酒ばかり飲むのではなく、米麹甘酒も取り入れるようにしましょう。

(2)夜遅い時間に飲む

甘酒は痩せ効果が高い飲み物ではありますが、糖質も多く含まれるため、飲む時間帯にも注意したいところ。

体内時計を調整するタンパク質の一種である「BMAL1(ビーマルワン)」は脂質の蓄積に関与しており、BMAL1が増える午後10時~午前2時の間に食事をすると、脂質が蓄積されやすいのだそう。

反対に、午後3時頃は、BMAL1が少なくなるといわれています。そのため、活動量が多い日中や、おやつタイムに甘酒を飲むと良いでしょう。

(3)飲み過ぎる

痩せ効果が高い甘酒でも、飲み過ぎるとカロリー・糖質過多になり、太る原因につながってしまいます。

製品にもよりますが、1日にコップ1杯(150~200ミリリットル)を目安に飲むようにしましょう。

■甘酒の痩せ効果を高める飲み方

玄米甘酒を選ぶ

玄米には、白米と比べて「食物繊維」が約6倍も多く含まれています。そのため、玄米と米麹で作られた「玄米甘酒」は、一般的な米麹甘酒よりも高い痩せ効果が期待できます。

つぶつぶ感もあるので、食感も楽しめるでしょう。つぶつぶ感が苦手な方は、牛乳や豆乳で割ると飲みやすくなりますよ。

ココアやトマトジュースと割る

甘酒はそのまま飲んでも痩せ効果が期待できますが、ココアやトマトジュースで割るとさらに痩せ効果を高めることができます。

ココアには不溶性食物繊維である「リグニン」が豊富に含まれており、便通の改善や腸内環境を整える働きがあることから、甘酒と組み合わせると効率の良い腸活効果が得られるでしょう。その結果、代謝アップが狙えます。

また、トマトには抗酸化作用がある「リコピン」が豊富に含まれており、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らしたり、肥満になるリスクを下げる効果が期待できるのだそう。

痩せ効果が高い飲み物と甘酒を組み合わせると、効率良くダイエットを行うことができるうえ、ひと味違った甘酒を楽しめるので一石二鳥ですよ。

寒い季節は「甘酒」を飲む機会が増えると思いますが、ご紹介したNGな飲み方を忘れずに、甘酒のある生活を楽しんでくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

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