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「凝り尻」は脂肪がたまる!?美ヒップラインをつくるヨガ

つやプラ / 2016年8月14日 20時30分

形のいいヒップラインを作るには、エクササイズも必要ですが、それ以上にお尻の疲れを残さないことが大切! 今回ご紹介するのは、お尻の筋肉からハムストリングスをほぐすのに最適なポーズ。このポーズを取ってお尻が硬いと思ったら、毎晩寝る前に実践してみて下さい。硬く凝り固まっていると血流の流れが滞って冷え、脂肪がたまりやすいヒップに! 疲れヒップは体のバランスが崩れて膝裏から腰に掛けて負担がかかり、腰痛や下半身のダルさに繋がります。凝りをほぐして、血色の良い弾むようなヒップラインを作ってください。

■美尻づくりには「ベイビークレイドル」がオススメ!

「ゆりかごポーズ」とも呼ばれるこのポーズは、お尻から太腿裏などをほぐすのにとても効果があります。しかしながら、伸ばす部位は硬い場合が多いため、最初は上手くポーズが取れないかもしれません。そんなときは、赤ちゃんをあやすように自分の足に頬ずりするイメージで動作すると、リラックスしてターゲット部位が伸ばしやすくなります。

動作中のポイント

背中が丸くならないよう注意しながら、骨盤を立たせて臀部の筋肉をゆっくり伸ばす意識で動作しましょう。肩に力が入らないように首も長く伸ばし意識的にリラックスした状態を作ってください。膝を痛めている人は、無理のない範囲で動作しましょう。

効果

お尻をほぐし、股関節周辺の可動域を広げる。ハムストリングスやふくらはぎのストレッチ効果も大。内臓を適度にマッサージし、消化器系、結腸、肝臓および腎臓を活性化させます。メンタルのリフレッシュも期待できます。

実践回数&期間

3週間トライしてみて下さい。必ずボディラインに変化が現れます。

 やり方

1.左ひざを床につけて右膝を立てます。両手で右足裏に手を添えます。30呼吸ほど繰り返しながら、徐々に背骨を伸ばし骨盤を立てます。

20160805morikazuyo01

2.そのまま右足を床から離し、膝の高さを目安に引き上げます。そのまま10呼吸ほど繰り返しましょう。

20160805morikazuyo02

3.さらに肘で踵と膝を包み込み、両手を組みます。そのまま肘を大きく左右に揺すり、お尻周りをほぐしてください。踵を赤ちゃんの顔に見立て、頬ずりするイメージで踵を引き上げ、股関節周辺をほぐします。一度大きく息を吸いながら背骨を伸ばし、息を吐きながら、挟み込んだスネを胸の前にゆっくり引き寄せ、10呼吸キープ。反対側も同様に動作しましょう。

20160805morikazuyo03

※両肘で足を包み込むのが辛いという人は、両肘で下から足を支えるようにしましょう。

20160805morikazuyo04

いかがですか? 意外と凝っているお尻を放っておくと、冷えや浮腫みの原因にもなります。ぜひ、ゆっくりポーズを取って下半身のダルさやむくみを解消して下さい。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

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