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「広けい筋」を刺激せよ!30秒で簡単に小顔美人になる裏技

つやプラ / 2016年9月18日 20時30分

夕方に仕事から解放されて、「さあ、これから遊びにいくぞ!」と鏡を見ると、顔全体が垂れて疲れた顔になっていて、華やいだ気持ちもどこへやら、ガックリきてしまう。そんな30代・40代のあなたに、「30秒で小顔に変身できる裏技」をご紹介いたします。


顔を下にひっぱっているのは「広頸筋」

広頸筋という筋肉が疲れて縮んでくると、顔全体は下にひっぱられます。この筋肉は、胸から顔にかけて薄く貼りつくようにくっついている筋肉で、作用としては胸の表面と顔の表面を近づけることにあります。美容熱心な方なら、バストアップのための筋肉だと聞いたことがあるかもしれません。しかし実際には、体幹(胸のほう)に顔を近づける作用が強く、そこに重力も加わりますから、胸が持ち上がるというよりは顔を下に引っ張ってしまうのです。


鎖骨を磨いて「広頸筋」を緩めよう!

広頸筋は、鎖骨を乗り越えて顔につながっています。そのため、鎖骨を横に磨くように刺激すると、筋肉の線維に垂直に刺激が加わり筋肉が緩みます。骨に皮を擦り付けるような要領です。これで筋肉が緩むと顔と胸の距離が離れるので、下に引っ張られていた顔が本来の位置に戻ってくるというわけです! 両方の頬を触ってみて現状を確認しておいてから、片方の鎖骨を磨いてみてください。ちょっと移動させながら15秒くらい。欲張りな方は片方20秒くらいやっても大丈夫。あんまり長くやっても効果ありませんので片方最長20秒ほど。そしてまた両方の頬を触ってみてください。磨いたほうの頬が驚くほど小さくなっていることがわかると思います。


バストは下がらないのでご安心を

「小顔になってもバストが下がるのは困る!」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。バストを支えているのは、クーパー靭帯と呼ばれている組織で、広頸筋の力はとても補助的なものです。デコルテ付近に手を当てて、イグアナのモノマネを気合いたっぷりに実践してみると体感できます。ぎゅーっと力を入れてゆくとまずは下唇が下がってきて、次に頸の表面がスジ張ってきて、最後にちょっとだけバストが持ち上がるのがわかると思います。つまり、通常さほどバストへは影響しない部分ですから、気にすることはありません。


鏡を見て「顔がなんとなく垂れているな」と感じたら、30秒の刺激で、引き締まった小顔を取り戻しましょう。ぜひお試しください。
(均整学園講師/ボディデザイナー/鍼灸均整院-AFINA-院長 小柳弐魄)

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