40・50代が今使うべきファンデーション4つ

年齢とともに、シミや毛穴などの肌悩みが増えるのは自然なこと。それらを無理に隠そうとすればするほど、アラが目立ってしまいます。

それでは、どんなファンデーションを使えばいいでしょうか？

コスメコンシェルジュの筆者が、40・50代の肌悩みをカバーするファンデーションを4つご紹介します。

■40・50代が使うべきファンデーションとは

40代以降になると肌質が変わり、シミや毛穴が目立ち始める人が多いと思います。

さらに50代以降では、乾燥やくすみ、たるみまでもが顕著に現れ、老けが加速したように感じるでしょう。

しかし、それら全てをメイクで隠そうとすると厚塗りになり、かえって老け見えしてしまうことも。

若見えする肌とは、うるおいとハリがあり、素肌をさりげなく感じさせるような肌です。なので、40・50代には、適度なカバー力とツヤ感のあるファンデーションがおすすめです。

40・50代の肌を補正しながらきれいに見せるファンデーションをご紹介します。

■40・50代の肌をきれいに見せるファンデーション4つ

(1)素肌っぽいのにカバー力が抜群

カネボウ コンフォートスキン　ウェア／KANEBO

サラッとしたテクスチャーの美容液ファンデーション。

薄膜仕立てなので、まるで素肌にやわらかなヴェールをかけたような仕上がりになります。顔全体に塗ったあと、気になる部分に重ね塗りをすると◎。

下地、コンシーラー、フェイスパウダーの機能も含まれているので、忙しい朝の強い味方です。

肌にうるおいをもたらす、「モイストバウンシングオイルコンパウンド（保湿剤）」を配合しており、ふわっとまろやかなツヤ肌は、若々しい印象を与えられます。
（全8色　各30ml　税込価格6,930円）※

※SPF25 PA＋＋＋／SPF20 PA＋＋／SPF26 PA＋＋※紫外線防御力は色番によって異なります。

(2)ツヤツヤで立体感のある顔へ

アディクション　ザ ファンデーション　リフトグロウ／アディクション

コクのあるテクスチャーのリキッドファンデーション。

肌に伸ばしていくとツヤが出るので、頬の上や鼻筋に自然な立体感がうまれます。ハイライトの併用が必要ないくらいの上品なツヤです。

美容液が83％（※1）配合されているので、日中の乾燥も気にせずに過ごせます。

光（ツヤ）によりリフトアップしたような肌印象になるため、たるみが気になる方や小顔・立体感がほしい方に特におすすめです。
（全11色　SPF20 PA＋＋　30ml　税込価格6,600円）

（※1）美容液とは、粉体を除くエマルジョンのことです。

(3)ハイカバーなのにムラになりにくい

エスプリーク　アクアリー スキンウェア カバー／コーセー

「アクアリー スキンウェア」のカバータイプが2023年に登場。

コンパクトに収められたクリーム状のファンデーションを、2重のマイクロメッシュで裏ごしして使うユニークなアイテムです。

裏ごししながらとることでパフに均一にファンデーションがつくため、ムラになりにくいのが特徴。

使用感はとてもみずみずしく、カバー力があるのか一瞬疑いましたが、小さなシミは隠すことができました。

下地なしでも、つるんとした肌になれるのも好印象。従来のハイカバーファンデーションの“厚塗り感”に納得できなかった方は、ぜひお試しください。
（全3色　13g　SPF50 PA＋＋＋＋　レフィル※パフ付 税込価格3,300円／ケース 税込価格1,100円（編集部調べ））

(4)透明感のあるプチプラクッション

クッションワンダーラストSP／キスミー フェルム

しっとりとキメの整った肌に仕上がるクッションファンデーション。

Wファインメッシュフィルター（柔軟性のあるフィルターを2重に装着）を採用し、テクニック要らずで透明感のある肌に仕上げます。

皮膚の動きにあわせて伸び縮みする成分を配合しているため、表情の動きによるヨレを防止。また、汗や皮脂に強く、午後に感じるテカリや崩れも予防できます。

厚みのあるフカフカとしたパフは、広範囲にきれいに塗布できます。時間のない日のベースメイクに活躍するでしょう。

ナチュラルな仕上がりのクッションファンデーションをお探しの方におすすめです。
（全3色　13g　SPF42 PA＋＋＋　レフィル・パフ付き税込価格2,200円／ケース・ミラー付税込価格1,100円／パフ税込価格440円）

肌悩みが増え続ける40・50代は、ベースメイクがむずかしいと感じやすいもの。大人のファンデーション選びは、ツヤ、密着力、ナチュラルなカバー力がカギとなります。

ぜひ、参考にしてみてください。

※各商品の情報は記事公開時のものです。

（美容ライター／コスメコンシェルジュ／ナチュラルビューティスタイリスト　稲毛　登志子）