太りやすくなる!?入浴前に避けるべき飲み物3つ
つやプラ / 2024年2月7日 12時0分
「入浴」は、1日の疲れを癒したりダイエットに役立ったりするなど、身体に良い影響が期待できます。
しかし、入浴前に飲むと痩せ効果を十分に得られない飲み物があるため、注意が必要です。
管理栄養士の筆者が、入浴前には避けた方が良い飲み物をご紹介します。
■入浴前にはNGな飲み物の特徴
入浴することで血行が良くなり、細胞に十分な酸素・栄養素が行き渡ると、代謝が上がりやすくなります。そのため、入浴はダイエットに役立つといわれています。
入浴前にNGな飲み物とは、せっかく入浴で温まるはずの身体を冷やすようなもののことです。
物理的に冷たい飲み物はもちろんのこと、身体を冷やす成分を含むものは入浴前は避けましょう。
具体的にどのような飲み物を避けるべきなのか、ご紹介していきます。
■ダイエットのために!入浴前に避けたい飲み物
コーヒー&緑茶
コーヒーや緑茶に含まれる「カフェイン」には、利尿作用があります。
入浴すると汗をかいて体内の水分量が減るのですが、入浴前に利尿作用がある飲み物をたくさん飲むと、体内から水分がさらに失われやすくなってしまいます。
脱水状態になると血液がドロドロになり血行が悪くなるため、代謝が低下しやすくなってしまいます。
さらに、汗や尿として水分が体内から失われる際、同時に体温も下がってしまう場合があります。
そのため、入浴して身体はポカポカしていても、お風呂から上がったら身体の冷えが進んでしまう可能性があります。
入浴前は、カフェインが少ない飲み物をチョイスすることをおすすめします。
野菜ジュース
野菜ジュースには「カリウム」が多く含まれています。
カリウムには利尿作用があるため、カフェインと同様、身体が冷えて代謝が低下する可能性があります。
また、市販の野菜ジュースには意外と糖質が多く含まれており、冷えとは関係なく太る原因につながるため注意しましょう。
清涼飲料水
炭酸飲料や果汁ジュースなどの清涼飲料水には糖質が多く含まれているため、血糖値を上げやすい飲み物です。
血糖値が上がると、血液を薄めるために体内の水分が使われ、脱水状態になりやすいといわれています。
そのため、「カフェイン」や「カリウム」と同様の理由で、身体を冷やす場合があります。
特に飲み物の場合は、固形の食べ物に比べて消化吸収が速く、血糖値を上げやすいので注意しましょう。
■入浴前におすすめな飲み物
入浴前には、白湯やルイボスティー、ホット麦茶など、「カフェイン」や「カリウム」「砂糖」を多く含まない飲み物がおすすめです。
入浴前からしっかり水分補給をして脱水を防ぎ、冷えから身体を守ることでダイエットに役立てることができます。
梅干しやシナモン、生姜には身体を温める作用があります。飲み物にプラスすると代謝を上げる効果が期待できるため、ぜひ試してみてください。
入浴前の飲み物を意識して、より効果的なダイエットを行ってみてくださいね。
(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)
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