痩せ効果抜群な炭酸水の飲み方5つ

「炭酸水」は、美容や健康、ダイエットに役立つといわれています。

管理栄養士の筆者が、炭酸水の痩せ効果を上げる飲み方を5つご紹介します。

■炭酸水の痩せ効果

炭酸水には「炭酸ガス」が含まれており、飲むと満足感を得やすく、食事量を抑えることができるためダイエットに役立ちます。

さらに、炭酸ガスの刺激が交感神経を活性化することで、体温などが上昇して代謝が上がるのだそう。

これらのことから、継続して炭酸水を飲むことで自然と痩せ効果が期待できるというわけです。

そんな炭酸水の痩せ効果をより高める方法を、具体的にご紹介します。

■痩せ効果を高める炭酸水の飲み方5つ

(1)食前に300～500ml飲む

女性は300ml、男性は500mlの炭酸水を食前に飲むと、ダイエット効果が得られます。

胃に炭酸水が入ると「炭酸ガス」によって胃が大きくなり、満腹中枢を刺激するため食欲が抑えられるのだそう。

ポイント

特に、1日のなかで食事量が多い昼食や夕食の食前に飲むと、高い効果が期待できます。

ただし、冷たい炭酸水を飲むと身体が冷えて代謝が下がりやすくなるため、常温で飲むようにしてください。

(2)起きてすぐに飲む

起きてすぐに炭酸水を飲むことも、ダイエットにはおすすめです。

「炭酸ガス」が胃を刺激することで食べ物の消化が促され、排便がスムーズに行われるのだそう。

スムーズな排便によって代謝が上がりやすくなるため、痩せ効果が期待できます。

ポイント

起きてすぐにコップ1杯程度の炭酸水を常温で飲むとよいでしょう。

(3)入浴後に飲む

炭酸水を飲むと胃から「炭酸ガス」が吸収され、血管を広げるホルモンが分泌されます。その結果、血行が良くなるといわれています。

入浴すると身体が温まり血行が良くなるため、そのタイミングで炭酸水を飲むと、効率よく血行の改善を促すことができます。

なので、スムーズな痩せ効果が期待できるのです。

ポイント

入浴後の水分補給にもぴったりですよ。

(4)シークワーサー果汁をプラスする

シークワーサーに含まれる「ノビレチン」という成分は、血糖値の上昇を抑えたり、脂肪細胞中の脂肪分解を促したりする働きがあります。

そんなノビレチンの働きによって食後の血糖値上昇が抑えられると、インスリンの分泌が抑えられるため、身体に脂肪がつきにくくなります。

ポイント

炭酸水にシークワーサー果汁をプラスすると、さっぱりとした味わいになります。ぜひ、試してみてください。

(5)お酢をプラスする

お酢に含まれる「クエン酸」には腸の動きを活発にする働きがあるため、炭酸水にお酢をプラスすると便秘解消＆代謝アップが期待できます。

また、お酢を継続的に摂取することで内臓脂肪が減るという報告や、食後の血糖値上昇を緩やかにするという報告があります。

ポイント

コップ1杯程度の炭酸水に、大さじ1杯ほどのお酢をプラスしていただきましょう。

酸味で飲みにくい場合は、はちみつやオリゴ糖を加えるとマイルドになります。試してみてください。

単体で飲んでも高い痩せ効果が期待できる「炭酸水」ですが、せっかく飲むのであれば効率よく痩せ効果を得たいですよね。

ご紹介した飲み方・飲むタイミングを意識して、痩せやすい身体づくりに炭酸水を活かしてみてください。

（フリーランス管理栄養士　今井　尚美）