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40・50代の肌老化が加速する!?避けるべき要注意食材3つ

つやプラ / 2024年6月17日 12時0分

40・50代の肌老化が加速する!?避けるべき要注意食材3つ

肌のたるみやシワといった肌老化の悩みは、年齢を重ねるにつれて増えてきます。

「加齢による肌老化」とあきらめて放置せず、できる対策は何でも取り入れていきたいところです。

管理栄養士の筆者が、肌老化が加速する要注意食材についてご紹介します。

■肌老化はなぜ起こる?

肌老化の原因には、紫外線や誤ったスキンケア方法、肌に合わないスキンケア用品の使用などが挙げられます。

食事面では、「糖化」によって肌老化が進行すると考えられています。

糖化とは、体内でタンパク質・脂質が過剰に摂取した糖と結びつくことをいい、糖化のプロセスで発生する「AGEs(終末糖化産物)」が肌老化の原因になるのだそう。

血糖値が上がりやすい甘いものばかりを摂っている人は、要注意だといえますね。

■肌老化を加速する要注意食材3つ

それでは、具体的にどのような食材に注意すべきなのか、ご紹介していきましょう。

(1)ベーコン

ベーコンは、食材そのものにAGEsが多く含まれるため、肌老化の予防のためにはなるべく摂取量を減らしましょう。

AGEsは、加熱の温度が高いほど多く発生するという特徴があることから、ベーコンを食べるのであれば、カリカリに焼くのではなくサッと加熱することをおすすめします。

(2)ローストナッツ

ナッツというとヘルシーな印象がありますが、ローストされて、はちみつなどの甘味料でコーティングされたナッツは要注意です。

ローストによってナッツの脂質は酸化され、AGEsは食材中に増えてしまいます。

甘味料でコーティングされている場合は、血糖値上昇を招き、体内でAGEsを発生させるリスクが高くなるでしょう。

なるべくシンプルな原材料のナッツを食べることをおすすめします。

(3)缶詰フルーツや、糖質が加えられたドライフルーツ

フルーツにはビタミン・ミネラル類、食物繊維などが豊富に含まれているため、美容や健康に役立つといわれていますが、缶詰フルーツや、糖質が加えられたドライフルーツには注意が必要です。

缶詰フルーツやドライフルーツにもビタミン・ミネラル類、食物繊維などは含まれますが、生のフルーツに比べると量は少ないです。

また、シロップ漬けになっていたり食べやすいように糖質でコーティングされていたりすると、血糖値を上げやすいため、体内でAGEsが発生しやすく、肌老化を進行させてしまいます。

そのため、肌のことを考えるのであれば、生のフルーツを食べるようにしましょう。

■手軽に取り組める肌老化対策3選

・食べる順番を意識する(野菜やタンパク質から食べ始める)

・飲み物を工夫する(緑茶・コーヒー・硬水ミネラルウォーターなど)

・プロポリス入りのはちみつを甘味料に使う

上記は、手軽に取り組める肌老化対策です。

野菜やタンパク質から食べ始めることで、血糖値の上昇を抑えることができます。

また、老化を防ぐポリフェノール類が含まれる緑茶やコーヒー、代謝アップ作用があるミネラル類が豊富な硬水ミネラルウォーターなどの飲み物を常飲すると、日頃から肌老化の対策ができるでしょう。

さらに、甘味料には、白砂糖ではなくプロポリス入りのはちみつを使うのがおすすめ。

プロポリスには、肌の生まれ変わりを促す働きや、老化の原因となる活性酸素を抑える働きがあるのだそう。

血糖値のコントロールにも役立つことが明らかになっているため、プロポリスは肌老化の強い味方になってくれますよ。

肌老化に要注意な食材を避けつつ、できる対策は意識して取り組み、健やかな肌を目指していきましょう!

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

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