汚れた腸がピカピカに！40・50代がぜひ摂りたいナスの魅力＆食べ方

ナスといえば、夏野菜の中でも出番が多い食材ではないでしょうか。

みずみずしい食感もさることながら、腸内環境のためにも役立つ野菜です。

ウエルネス＆ビューティーライターの筆者が、ぜひこの夏に摂りたいナスのうれしい働きと、おすすめの食べ方についてご紹介します。

■食物繊維の量はセロリ以上！

ナスが汚れた腸をピカピカにしてくれる理由は、何といってもその食物繊維の含有量の多さです。

腸内環境を整えるために、食物繊維は欠かせない栄養素。

腸を刺激することで蠕動運動を活発にして、食べ物の残りカスを速やかにからだの外に出してくれる成分です。

ナスにはこの食物繊維が、なんとセロリ以上に含まれているそうですから、積極的に摂っていきましょう。

■この夏摂りたい！腸がよろこぶナスの食べ方3つ

(1)ナスのオリーブオイルソテー

ナスはオイルととても相性のいい野菜です。

腸の調子を整えてお通じをスムーズにするオレイン酸を含んだオリーブオイルで、シンプルにソテーしていただきましょう。

材料（2人分）

ナス　2本

オリーブオイル　大さじ1

塩　小さじ1/4

ブラックペッパー　適宜

粉チーズ　小さじ1

作り方

（1）ナスは乱切りにして、塩をまぶしておきます。

（2）フライパンにオリーブオイルを流して熱し、（1）を加えて中火で焼きます。全体に焼き色がついたら器に盛り、ブラックペッパーと粉チーズを振って供します。

(2)ナスのヨーグルトソース和え

ナスと意外に好相性のヨーグルト。乳酸菌と食物繊維が同時に摂れる優秀レシピです。

材料（2人分）

ナス　2本

プレーンヨーグルト　100g

オリーブオイル　大さじ1

すりおろしにんにく　小さじ1/3

塩　小さじ1/3

ブラックペッパー　適宜

作り方

（1）ナスはへたを切り落とし、横半分に切ったらさらに6等分に切っておきます。

（2）耐熱ボウルに（1）を入れてオリーブオイルをかけて和え、ふんわりとラップをかけて、電子レンジ（600W）で3分ほど加熱します。

（3）プレーンヨーグルト、すりおろしにんにく、塩、ブラックペッパーを混ぜ合わせておきます。

（4）（2）を（3）で和えれば完成です。

(3)ナスの味噌チーズレンジ蒸し

ナスと発酵食品の味噌とチーズを合わせた、食べ応えのある一品。レンジで簡単にできます。

材料（2人分）

ナス　2本

味噌　小さじ1

みりん　小さじ1

ピザ用チーズ　大さじ1

七味唐辛子　適宜

作り方

（1）ナスは乱切りにして耐熱ボウルに入れたらラップをして、電子レンジ（600W）で2分ほど加熱しておきます。

（2）味噌とみりんを混ぜ合わせておきます。

（3）（1）と（2）をよく和え、ピザ用チーズをかけてラップをして、さらに電子レンジで1分ほど加熱すれば完成です。お好みで七味唐辛子を振りましょう。

昔は栄養価が評価されず、「ナスはカス」などと残念な呼ばれ方もされていたナスですが、実は食物繊維ばかりか、老化を抑制するポリフェノールも含んでいる、40・50代にはとてもうれしい野菜です。この夏、どうぞ美味しく召し上がってくださいね。

（ウエルネス＆ビューティーライター　ユウコ）