40・50代のシミ悩みにイイ！？若返るスイカの意外な食べ方3つ

夏といえば、スイカの季節。

スイカは、大人の肌悩みを解決してくれる果物でもあります。

栄養士・ヘルシー料理研究家の筆者が、肌が若返るスイカの食べ方をご紹介します。

■アンチエイジングに効果的なスイカの栄養

スイカには、アンチエイジングにも嬉しいさまざまな成分が含まれています。

代表的なものには、以下のようなものがあります。

(1)ビタミンC

別名「美白ビタミン」とも呼ばれるビタミンCは、シミやソバカスの改善と予防に有効な成分として知られています。

一度できてしまったシミを薄くする働きは、他のビタミンには見られない働きです。

(2)βカロテン

βカロテンは、数ある抗酸化作用物質の中でも強力といわれており、肌老化の大敵である活性酸素を阻害する力に優れています。

また、肌の潤いや弾力を高める働きも期待することができます。

(3)シトルリン

あまり聞き慣れない成分ですが、スーパーアミノ酸ともいわれる成分で、血流を良くし、新陳代謝を促進する働きが特徴です。

肌の潤いを保つ成分でもあります。

■若返る！スイカの効果的な食べ方

簡単なアレンジで若返りにもっと役立つ、スイカの美味しい食べ方を紹介します。

(1)ゼラチンでコラーゲンをプラス

ゼラチンには、肌のハリや弾力の形成に欠かせないコラーゲンがたっぷり含まれています。

規定量の水に粉ゼラチンを溶かし、カットしたスイカを加えて冷やし固めるだけで、プリプリお肌が望めるスイカゼリーの完成です。

甘味料には保湿作用の高いはちみつ、風味付けにはビタミンCの豊富なレモン汁を使うと、さらなる美肌作用が期待できます。

(2)アボカドで美肌力アップ

抗酸化作用の高いビタミンEや、肌の潤い保持に役立つ、良質な脂質が豊富に含まれるアボカドと一緒にサラダにすると、若々しいお肌に嬉しいさまざまな成分が摂取できる一皿に仕上がります。

彩りの美しさもバッチリです。

味付けには、抗酸化作用に優れたエキストラヴァージンオリーブオイルや、ミネラルの豊富な岩塩を使うのがオススメです。

(3)トマトジュースで抗酸化作用強化

トマトジュースと、種を除いたスイカをミキサーにかけることで、スイカの美肌作用がさらに高まったジュースになります。

実は、海外ではスープとしてもよく使われる組み合わせでもあり、相性抜群です。

スープ仕立てにする時には、代謝アップや燃焼作用が望めるチリソースを加えると、ピリ辛なアクセントが楽しめます。

夏にスイカを食べながら若々しいお肌が目指せるのは、とても美味しい話ですよね！　ぜひ、ひと手間加えて召し上がってみてください。

（栄養士・ヘルシー料理研究家　fumie）