白米+●●なら食べてもOK!痩せたい人がやりたい白米の炊き方
つやプラ / 2024年8月17日 12時0分
「白米は太りやすい」といわれていますが、食べ方次第ではヘルシーに、美味しく食べられます。
管理栄養士の筆者が、痩せたい人におすすめの白米の炊き方を、いろいろご紹介します。
■太らないように白米を食べるコツとは?
白米が太りやすいといわれる理由は、「糖質」にあります。
精製された白米には食物繊維が少ないため、摂取すると血糖値が上がりやすく、体は元の血糖値に戻そうとインスリンを分泌します。
インスリンは血糖値を下げる作用だけでなく、余分な糖を体に脂肪として蓄積する作用もあるため、過剰にインスリンが分泌されると太る原因になってしまいます。
これが、「白米を食べると太りやすい」といわれる理由です。
逆にいえば、血糖値のコントロールに注意すれば、太る心配をせずに白米を食べられるということですよね。
また、ダイエットサポートになる成分や腹持ちが良い成分が入っている食材であれば、ダイエットサポートを得られるでしょう。
■白米には●●をプラス!痩せたい人必見の白米の炊き方
白米にプラスして炊くことで、ダイエットサポートが得られる食材についてご紹介していきます。
(1)カリフラワーをプラス
カリフラワーには食物繊維が100g中2.9gと多いため、白米に混ぜて炊くと、血糖値上昇を緩やかにする働きが期待できます。
カリフラワーの味は淡白なので、違和感なくご飯を食べられますよ。
また、カリフラワーには「ビタミンC」が豊富で、メラニンの生成を抑えてシミを予防したりコラーゲンの合成をサポートして美肌を維持したりと、美容にも大いに役立ちます。
白米2合に対してカリフラワー1株(300g)を用意し、不要な茎や葉をカットして洗ってください。
切り落とした茎の中央に、包丁やフォークで穴を開け、炊飯器にセットした米の中に丸ごと入れ、普通炊飯で炊きましょう。
炊きあがったら、カリフラワーをほぐしながら米と混ぜて、完成です。
冷凍カリフラワーを使う場合も、同じ分量と水で炊くことができます。市販のカリフラワーライスも売られていますが、生のカリフラワーでも簡単に作れて美味しいので、ぜひ試してみてください。
(2)寒天をプラス
ゼリーなどに使うことが多い寒天は、海藻類が原材料であることから食物繊維が豊富に含まれており、血糖値上昇を緩やかにしてダイエットの手助けをしてくれます。
また、糖質の吸収を緩やかにする=糖質の吸収に時間がかかるため、満腹感が持続しやすく、食べ過ぎを防ぐ働きも期待できます。
米2合に対して粉末寒天2gを用意し、炊飯器に米と寒天を加えて通常炊飯すればOKです。
寒天は無味無臭でクセがなく、ほのかに甘みが出て一層美味しくなるため、野菜が苦手な人や食物繊維が不足していると感じる人にもおすすめですよ。
角寒天を使う場合は、米2合に対して1/3本用意し、水で戻して絞り、ちぎってから投入してください。
(3)新生姜をプラス
新生姜は、栽培方法によって旬が異なりますが、夏にもスーパーに出回ることが多い食材です。
新生姜の香り成分「ガラノラクトン」や辛み成分「ジンゲロール」には、血管を広げる作用があり、血流を改善する働きが期待できます。
血流が良くなると代謝が活発に行われるため、痩せやすい体づくりに役立ちます。
米2合に対して新生姜50gを用意しましょう。
新生姜は皮をむいて薄切りにしておき、炊飯器に米をセットしてください。
水250ccと酒大さじ2を加えて、通常モードで炊飯すればOKです。生姜だけのシンプルなご飯ですが、さっぱり食べられますよ。
(4)ツナをプラス
ツナには、「EPA(エイコサペンタエン酸)」や「DHA(ドコサヘキサエン酸)」が豊富に含まれています。
EPAやDHAは血液をサラサラにする作用があり、代謝UPが期待できるのですが、加熱に弱く、調理の過程で流失しやすいといわれています。
しかし、ご飯と一緒に炊けば余すことなく摂取できるため、効率良くダイエットサポートが得られます。
米2合にツナ缶1缶・めんつゆ大さじ2杯を加え、目盛りまで水を加えて通常炊飯するだけでOK。手軽にできるのも、嬉しいポイントだといえます。
ツナにはタンパク質も豊富に含まれるため、普通のご飯を食べるよりも満腹感を得やすく、食べ過ぎ防止にもつながりますよ。
「ダイエット中にご飯を抜く」という人もいるかと思いますが、健康のためには白米も摂取したいところ。「美味しく&ヘルシーにご飯を食べたい」という人は、ぜひご紹介した食材を加えて炊飯してみてくださいね。
(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
12キロ痩せた保健師が食べている「コストコのダイエット食材」ベスト10!2位は塩サバ
女子SPA! / 2025年1月8日 8時46分
-
2か月で-6キロに成功、内臓脂肪が“勝手に”落ちていく「満腹やせメソッド」で正月太りを解消
週刊女性PRIME / 2025年1月7日 6時30分
-
【そば】八割、十割…何が違う 意外と知らない“割合” 実はダイエットにも効果的だった
オトナンサー / 2024年12月31日 8時10分
-
年末のごちそう続きに!お粥で胃腸ケア「炊飯器で簡単 鶏だし玄米粥」【金丸利恵のダイエットレッスン Vol.51】
Woman.excite / 2024年12月26日 6時0分
-
シュッとした中高年はコンビニランチでこれを選ぶ…鶏むね肉+「血糖値を上げにくい炭水化物」の名前
プレジデントオンライン / 2024年12月25日 6時15分
ランキング
-
1賞味期限「2年前」のゼリーを販売か…… 人気スーパーが謝罪「深くお詫び」 回収に協力呼びかけ
ねとらぼ / 2025年1月15日 7時30分
-
2「室内寒暖差がつらい…」その要因と対策が明らかに! - 三菱電機が紹介
マイナビニュース / 2025年1月14日 16時10分
-
3芸能人なぜ呼び捨て?「日本語呼び方ルール」の謎 日鉄会長の「バイデン呼び」は実際に失礼なのか
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 9時20分
-
4バイトをしているコンビニでは廃棄商品の持ち帰りは禁止されています。もう捨てる商品なのになぜダメなのでしょうか? 捨てるほうがもったいない気がします。
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月14日 5時0分
-
5靴下真っ黒で徘徊…87歳老母が冷凍庫に隠していた「うなぎパック50個」の賞味期限を知った50代娘の切なさ
プレジデントオンライン / 2025年1月15日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください