40・50代は絶対摂りたい!若返りホルモンが増える食材3つ
つやプラ / 2024年10月14日 12時0分
年齢を重ねるにつれ、体の老化を感じるという人は少なくないでしょう。
特に、髪や肌など見た目に分かる老化現象は、できる限り対策していきたいところではないでしょうか。
管理栄養士の筆者が、40・50代が摂りたい、若返りホルモンをサポートする食材を複数ご紹介します。
■若返りホルモンとは?
「若返りホルモン」とは、「成長ホルモン」や「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」など、体の成長や修復をサポートする役割があるホルモンのことです。
成長ホルモンは、成長期に必要なホルモンというイメージが強いですが、それだけではなく、代謝を活発にする作用や細胞を修復・再生する作用があることから、若々しさを維持するのに役立つホルモンだといわれています。
また、DHEAは副腎から分泌されるホルモンで、老化の原因となる酸化を防いだり代謝を高めたりして、老化の進行を防ぐ働きがあるのだそう。
若返りホルモンは、加齢とともに減少するため、余計に肌や髪、細胞の老化を加速させてしまいます。
そのため、サポートする成分を食べ物などから意識的に摂取したり生活習慣を整えたりして、若返りホルモンを維持・増加させて、若々しさを保つことが大切です。
特に、1日3回行う食事からアプローチできると効率的です。
■若返りホルモン増加にはコレ!おすすめ食材3つ
若返りホルモンをサポートしてくれる具体的な食材について、ご紹介します。
(1)柿
柿に豊富に含まれる「ビタミンC」は、若返りホルモンの一つであるDHEAの分泌をサポートします。
DHEAを分泌する副腎は、ストレスに弱いといわれています。
副腎が疲労するとDHEAが分泌されにくくなり、若々しさを保ちにくくなってしまいます。
副腎はビタミンC濃度が高く、ストレスによってビタミンCの消費量が増えるため、副腎の疲労を防ぐためには、積極的なビタミンCの摂取がおすすめです。
また、柿には「タンニン」というポリフェノールが含まれており、血液の流れを改善し、細胞の新陳代謝を促す働きが期待できます。
細胞の代謝がよくなる=若々しい細胞を保てるため、柿はアンチエイジング作用が高い食べ物だといえます。
秋が旬ですので、ぜひこれからの季節は柿を意識して食べてみてください。
手軽に効率よく柿の栄養素を摂取したい場合は、干し柿もおすすめですよ。
(2)山芋
若返りホルモンDHEAの原料になる成分は、粘り気があるイモ類に含まれているといわれているため、山芋そのものを摂取することはDHEAを増加させるのに役立ちます。
山芋に含まれる「サポニン」には、抗酸化作用や血流改善作用があることからも、若々しい体を保つのに効果的です。
また、山芋は栄養価が高く、ビタミンB1や酵素アミラーゼなどの成分も含まれています。
これらの成分は加熱によって損失しやすいため、山芋の栄養素を余すことなく摂取したい場合は、「とろろ」などを生の状態で食べるようにしましょう。
(3)ゴマ
ゴマに含まれる「アルギニン」は、成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。
そのほかにも、血流を改善する働きや筋肉を増強させる働きがあるため、若々しさを保つためにはアルギニンの摂取がおすすめです。
また、ゴマに含まれる「セサミン」は、強い抗酸化力を持つことから、体内の酸化を防いで老化予防に役立ちます。
さまざまな観点から、ゴマがアンチエイジングに効果的であることがわかりますね。
ゴマの外皮は硬くて消化されにくいため、外皮を壊した状態であるすりゴマや練りゴマにして食べるほうが、効率よくゴマの栄養素を摂取できます。
ただし、酸素に触れる面積も多くなり、酸化されやすくなります。
自分ですりゴマや練りゴマを作る場合は、食事の直前に加工するようにしてください。
若返りホルモンを増やす可能性がある食べ物を積極的に取り入れて、体の内側からアンチエイジングしていきましょう。ご紹介した食べ物は、食事に取り入れやすいものですので、ぜひ意識して取り入れてみてくださいね。
(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)
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