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心を鎮めて不安を軽減。1日3分からできる「瞑想」のすすめ

つやプラ / 2016年10月24日 21時30分

最近、瞑想が流行っているようですね。書籍やテレビなどで目にした、またはヨガを実践していると、メンタル強化として瞑想を始めたという人も多いかもしれません。多忙な現代人こそ、その必要性が語られていますが、なぜ 瞑想がいいのか、また何から始めたらいいのか、よく分からない! という人に、瞑想について簡単にご紹介します。

■瞑想=内観=今するべきことを観る

瞑想とは、自分の心が今どのような状態にあるのか? 観察する訓練のことを言います。難しいような気がしますが、心の活動を一時的に止めるのが、瞑想です。それが難しいと思っている人は、すでに瞑想が分かっている人です。人は常に内側で「ボケ・突っ込み」など会話を繰り返したり、未だ起きていないことに対して心配しがちです。これが、あなたのエネルギーを奪い取る大元です。このエネルギーを無駄遣いしないように、煩わしく動きまわる心を落ち着かせ、エネルギーを温存するために瞑想をします。すると、無駄なことは考えず、今するべきことにエネルギーを注げるようになるのです。とはいえ、最初から心を無の状態をするのは、難しいと感じる人もいるかと思うので、簡単に無の状態に近づける方法をご紹介します。

■感覚器官を閉じて静寂な状態にするヨーニ・ムドラ

人の心は猿のようにあちらこちらに飛び回っています。このモンキーマインドを鎮めることから始めましょう。煩わしい外の世界から内面に意識を向けるには、感覚器官をシャットアウトすることが効果的です。「ムドラー(Mudra)」(サンスクリット語)と呼ばれるものがあります。これは、手印(印相)という、手や指でとるシンボルです。ムドラーとは本来、印章や封印などという意味があり、一般的に手の部分部分を身体の各部位や脳と結びつけている、反射の領域に働きかけエネルギーの流れを良くするテクニックの事です。

効果

心が鎮まる ストレス軽減

実践回数&期間

1日3分からスタート。慣れてきたら少しづつ時間を伸ばしましょう。1週間トライしてみて下さい。心の変化を感じられるようになります。

やり方

1.床や椅子など、楽な姿勢で座りましょう。但し、背骨は伸びていること。

2.親指で両耳を塞ぎ、音を締め出します。

3.人差し指で目を覆い、閉じます。視覚の刺激をなくします。

4.中指で鼻腔(鼻の穴の脇)を優しく押さえます。呼吸が苦しくならないように、添えるように。

5.薬指と小指を唇の上下に当て、唇を閉じます。

6.ヨーニ・ムドラーを結んだら、肘を下げずにそのままゆっくりと鼻呼吸を繰り返し、深い静寂を味わいます。

いかがですか? 不思議な感覚とともに、穏やかな状態を深く感じられるようになりませんか? 忙しい時こそ、その効果を肌で感じられると思います。ぜひ、トライしてみて下さい。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

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