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「あーだるい〜」を解消!背中の疲れをほぐす簡単ストレッチ

つやプラ / 2016年11月29日 20時30分

私事ですが、先日ハワイに行ってきました。やはり温かい気候は、体も心もほぐれるというのは本当ですね。というのも、日本に帰ってきたらこの寒さ。あっという間に肩や背中はガチガチに。とはいえ、これから冬本番を迎える前から文句を言っている場合じゃない! ということでストレッチをスタート。これが抜群に効くので、皆さまにもご紹介しますね。

■抗重力筋のエース 脊柱起立筋群をほぐすストレッチ

肩や腰と共に、背中のコリやハリに悩む女子も多いと思います。肩と腰に直結する背中は、双方の影響をダイレクトに受けるため、不調が出やすい部位。腕や頭の重さを支えて姿勢を維持するために、常に負担がかかる肩甲骨周辺の「僧帽筋」(そうぼうきん)は意識してほぐしておきましょう。綺麗に背筋を伸ばし、美しい姿勢を保つためには、体の前後左右の様々な筋肉が必要で、背中には常に負担がかかりがちです。

脊柱起立筋群の上部、中部、下部全てを網羅する動きで疲労解消!

 椅子に座った時に脚を組みたくなる人は、背骨を支える「脊柱起立筋群」(せきちゅうきりつきんぐん)や腹直筋が弱いのかもしれません。「脊柱起立筋群」は、脊柱の両側を平行に走る筋肉をいい、“背筋を立てる、姿勢を保つ”という大事な役割があります。しかも“重力に逆らって体を支える抗重力筋(体を支え、正しい姿勢を保つ筋肉)”の代表格的存在。この脊柱起立筋群を意識的にケアすることが、背中の疲れ、肩のコリ、首のコリを解消するキーであることは、間違いありません。ぜひ、気軽に実践して疲労やコリといった辛い症状を軽くして下さいね。

期待出来る効果

肩、首、背中、腰のだるさ解消 疲労回復など

実践回数&期間

朝晩など気軽に3週間トライしてみて下さい。疲れがたまりにくい体へと徐々に変化します。

やり方

1.座った状態から、胸の前で両肘をつかみます。

 20161128kazuyomori01

2.息を吸いながら両肘を天井方向に引き上げます。そのまま吐く息と共に肘を左右に揺すったりしながら、肘を耳の横まで引き寄せます。30呼吸ほど繰り返す間に脇の下や体側、お腹、胸などを伸ばしましょう。

 20161128kazuyomori02

3.さらに大きく息を吸いながら、肘を肩の高さまで下ろし、吐く息と共に体を左右に揺すったり、肘を前に押し出しながら尾てい骨から首の後ろまで伸ばします。肩甲骨が肘を前に押し出すイメージで、目線も踵からおへそ、胸など移動させながら、気持ちよく呼吸が出来る位置を見つけましょう。そのまま楽に呼吸を1分ほど繰り返し、こわばりやすい腰などをゆっくりストレッチング。

20161128kazuyomori03

いかがですか? 座った姿勢で出来るので、オフィスでもリビングでも気軽に実践してみて下さいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

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