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こんな効果が!知って得する「酢」の意外な使い道4つ

つやプラ / 2016年12月9日 12時0分

味付けの順番を意味する調味料の「さしすせそ」のひとつで、料理に欠かせないのが酢。加えると味がキュッと引き締まります。酢のものに使ったり、酢飯を作ったり、用途もいろいろあります。でも、あれだけ強い酸味ですから、別の使い道もありそうな気がしませんか。料理に役立つ効果がありそう。そこで今回は、料理研究家である筆者が、「酢の意外な使い道」についてご紹介します。


■1:煮物に使って肉をやわらかく

お酢には肉をやわらかくする効果があります。脂っぽさも緩和されるので、一緒にして煮るとかなり食べやすい状態に仕上がります。カルシウムを溶かす働きもあるので、魚などの小さな骨であれば、長時間煮ると食べられるぐらいやわらかくなります。


■2:赤い野菜を鮮やかに見せる

赤い色の野菜にはアントシアニンという成分が含まれていますが、お酢はこの成分に反応して、より色を鮮やかに見せる働きがあります。みょうがや赤かぶ、紫キャベツなどがそれにあたります。調理の際にお酢をつけることで、食欲をそそる色合いになります。


■3:イカにつけると皮がむきやすくなる

 生のイカを調理する際に、面倒なのは皮むきです。手が滑ってむきにくい。そんなときにもお酢が使えます。酢にはたんぱく質を固める働きがあり、イカの皮に少量つけると身からはがれやすくなります。


■4:お湯に入れるとポーチドエッグが簡単に

湯を張った鍋に卵を落として作るポーチドエッグは、火加減などが難しく、上手にできない方も多いでしょう。ここでも、お酢によるたんぱく質を固める性質が役に立ちます。水1リットルに対してお酢大さじ2程度を入れると、白身が固まりやすくなって簡単キレイに作ることができます。


いかがでしたか? お酢には酸味を加えるほかにも、料理に役立ついろいろな効果があります。さらに料理だけでなく、掃除などにも利用できるので、ぜひとも常備していただきたい調味料です。
(料理研究家 オガワチエコ)

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